ブログ・ファンの蓮見晴子さんからメールが届きました。
シェイ・スタジアム最後の3連戦中(9月26日から28日)、故ウィリアム・シェイ氏の令嬢、
KATHY SHEA ALFUSOさんにお目に掛かる機会がありました。
「わたし、新しい球場も、シェイと、呼び続けますから」と、申し上げると
「きっと父も喜んでくださるでしょう」と、返してくださいました。
(市議会議員から動議が出された件について)新球場の件は、私は故・ウィリアム・
シェイ氏の罰が当たった、のだ、と、信じております。
ウィルポン氏(現在のオーナー)には、今一度、考え直して頂きたいものです。
という蓮見さんのご意見はもっともなこと。シェイ氏は、メッツ創立の大恩人。
誕生までの努力に報いようと、球場に命名されたものです。
メッツのジェフ・ウィルポン氏は、このご意見に応えるように、12月2日、
ニューヨークで記者会見し「シテイの名前は変えない。シテイ・グループが再建
されたとき、この地区住民には、多くの幸いをもたらすだろう。私は、政府の
援助で、必ず再建できる、と、信じている」と、シテイ・グループとのタイアップ
は不動、である、と力説しました。
しかし、そのあと「今後、シテイに代わる、新たな産業が現れて、タイアップが
変化することも、ないとは言えない」と、含みのある発言でした。
メッツとの提携は、2006年、20年契約でネイミング・ライツで合意。球場保持へ、
巨額の援助を受けることになりましたが、この金融不安で情勢は、いつ、
どのように変化するか、見通しは立ちません。
自動車ビッグ3も身売り、大幅リストトラの再建計画が挫折し、政府支援が
実行されなけば、前途は暗く、シテイ・グループも、同じように、先を読めないのです。
もし、シテイのネイミング権利が崩壊したとき、新球場はどうなるのか?
ウィルポン・オーナーは厳しい今後をどう切り開くか?すべてはヤミの中。
そうなったら、「シェイ」の名前へ戻すのか?ウィルポン氏は、この年末を
乗りきることができるのか?いや、大変なオフです。
了
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