今春の特徴は、1次予選を終えて勝ち上がった、WBC各国代表が2次予選の前に
参加することです。
日本のアジア代表は、1,2位の2国が、アリゾナで3月11、12日の両日、2試合を
行います。アジアA(予選1位)は、11日にスコッツデールでジャイアンツと、12日は
カブスとメサで対戦。同B代表(予選2位)は11日、パドレスとピオリアで、12日は
ドジャースとグレンデールで対戦します。アジアは、韓国と日本が代表に
なるのは、ほぼ確実でしょう。ピオリアの試合だけはナイターです。
他国の代表は、3月3日から6日までの集中開催。32試合が予定されています。
いずれも3連戦、3試合です。今回はメジャーの若手スター総集合の形になった
アメリカ代表は、3日、ヤンキースとタンパで、4日はブルージェイズとダニデンで、
5日はフィリーズとクリアウォーターで3試合予定しています。
北京五輪で日本を苦しめたマイナー選抜のアメリカ代表・ジョンソン監督は、
「今度こそ、王国の名にかけても優勝を」と、気合い十分で招集したメンバーなので、
この3試合は、アメリカ代表の実力を図るもので見逃せません。
ドミニカはフロリダで3試合(マーリンズ、オリオールズ、カージナルス)
プエルトリコもフロリダで、ツインズ、レイズ、レッドソックスと3試合。
ベネズエラもフロリダでタイガース、アストロズ、ブレーブスと3試合。
母国出身の看板スターをみんな集めたカナダは、ブルージェイズ、フィリーズ、
ヤンキースと対戦。決勝ラウンドへ希望をつなぎます。
アリゾナ組はメキシコ、南アフリカ、オーストラリアの3カ国が集合します。
こちらは1日遅く4日から6日までの3連戦になります。
国の名誉を賭けた争いなので、各国のの調整ぶりは見逃せません。
了
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