ヤンキースの演出は、派手で、鮮やかですネ。
18日、左腕C・C・サバシーア投手、右腕・A・J・バーネット投手の超大物FA獲得
の入団発表会見は、旧ヤンキー・スタジアムで行いましたが、その演出の凝りようは
すごい。マウンドにはクリスマスツリーを建て、OBたちが椅子に座り、
ユニホームを着て登場した2人には、ジョー・ジラルディ監督の長女、9歳の
セリーナさんが花束を贈りました。真っ赤なバラです。
サバシーア投手の夫人、オーバンさんに、この花束が手渡されると、一斉に拍手。
実は、サアバシーア投手が、ヤンキース入りを決断したのは、サンフランシスコの自宅
に戻っても、決断出来ないため、直接交渉していた、ブライアン・キャッシュマンGMも、
諦めかけて帰ろうとしたいた矢先、「いじゃない」と、夫を激励したのが、
夫人の一声でした。
わざわざ、夫人に渡したのは、監督の娘が感謝の花束を贈ったのは、この意味
があったのです。
新ユニホームの背番号は、サバシーアが52、バーネットが34。いずれも、
今季着ていたユニホームと同じ番号です。
過去のスターの入団会見は、ホテルか球団のホールで行うのが通例で、
こんな凝った舞台を設定した球団はありません。それほど、期待が大きいわけですね。
ヤンキースは、23日、何と、25セント(約25円)のチケットを売る、と発表しました。
来年4月3、4日のオープン戦、対カブスの2連戦です。シーズン・シートを持つファン
が優先で外野の5000席を売るそうです。
内野席の1万1000席も1㌦10㌣で販売する予定です。
これは、1923年に開場したヤンキー・スタジアムの当時の値段に併せた
特例のもので、この2日間限定です。
今や、話題作りに連日、懸命のヤンキース。覇権奪回に懸命の姿が浮かびます。
了
コメント