本年6月16日、雨で中止になった、クーパースタウン殿堂記念試合(カブス対パドレス)
の復活が、17日、クーパースタウンから発表になりました。
「メジャーの試合は過密日程では今後は無理。メジャー同士の帯同遠征は、打ち切ります」
と、MLBから宣告されたのですが、復活したのは、年一度の試合を楽しみにしていた、
地元ファンの猛烈なアピールでした。
クーパースタウン在住のクリスチアン・コナリーさんは、他の愛好家に働きかけ、
「野球復活へ」のホーム・ページを立ち上げ、バド・セリグ・コミッショナーへも
手紙で直訴、30球団のオーナー、フロントにも運動し、いずれも、冷たい返事
でしたが、メジャーOB会が「それならやる」と、受けて立ち、殿堂入りのOBにも
援助を願い、クーパースタウン側がアレンジしました。
再起の大会は、6月21日の日曜日、”父の日”にダブルデー・フィールドで、
殿堂入りのスター選手4人と、20人の引退組が紅白戦の形で試合します。
いずれも、現役時代と同じように、体は動く選手ばかりで、「満足してもらえる
試合をしたい」と、いう意気込みです。
クーパースタウン館長、ジェフ・アイデルソンさんは「父の日を記念した、父子、
祖父と孫、との交流いう家族イベントや、サイン会、打撃コンテスト、を計画し、
これが、今後も続くイベント、として定着させたい」と、話しています。
メジャー・リーグOB同窓会会長、ブルックス・ロビンソンさんは「協会員全員
がバックアップして、クーパースタウンの人々を楽しませたい。もちろん、
私も先頭に立ってやる。参加出来るのは光栄です」と、コメントして
います。オリオールズの名三塁手だったロビンソンさんは、今も元気で
どんなプレーするか注目されます。
イベントは6月20日(土)から2日間行われる予定。大会の詳細は後日、発表される
ことになっています。
了
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