クーパースタウンの市民は、みんな、この野球試合を本当に楽しみにしているのです。
場内整備、売店の準備、売り子、プログラム販売、市内パレード、サイン会の
用意、すべて、市民がボランティアで総動員。万全の態勢をとります。
私も、かって、記念試合の取材に行きましたが(当時は、まだ表彰式とセットで
行われていました)みなさん、笑顔で遠来の客を迎え、歓迎してくれるのです。
座席まで案内し、その心のこもったサービスぶりは「みんな、野球を愛している
んだな」と、感心しました。
今年は6月20日、21日の2日間にわたり試合行事が開催されますが、
町を挙げてのお祭りは、きっと楽しいものになるでしょう。
詳細の発表が待たれます。
クーパースタウンは、17日の月曜日から今年度のワールド・シリーズ
出場のフィリーズ、レイズの出品記念グッズの展示「オータム・ビューテイ」を
館内で始めました。
フィリーズの熱狂ファン約20人がテープカットに立ち会いました。彼ら
優勝チームのファンの熱の入れ方は違います。
ユニホームを始め、帽子、バット、スパイクなど、選手が寄贈した本物です。
毎年、シリーズの特集展示を行うのは、クーパースタウンの恒例になって
いますが、1980年以来の王座を勝ち取ったフィリーズのファンには、胸を
張って自慢したい心境ではないでしょうか。
秋深まるクーパースタウン。青く澄んだオッツェガ湖。その紅葉の美しさは、
息を呑むほどです。来館者も少ない秋のクーパースタウンは素晴らしいですよ。
了
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