シカゴ入りして真っ先に訪ねたのは、カブスのホーム、リグレー・フィールド。
実は、シーズン中に訪問したかったのですが、都合が着かず、やっと来たときは、
カブスはホワイトソックスとともに、地区シリーズで消えてしまい、閑散としたものでした。
右翼スタンドの斜め向かいに「ハリー・ケリー・タバーン」(居酒屋)があります。
私が正面を眺めていると、「アラ、せっかく来たのなら、中をご覧になって?
見るだけ?かまいませんよ」と、親切な女子店員が案内してくれました。
「サービスが悪い」という批判もあるそうですが、応対の感じもいいし、いやな店では
ありません。
店内は無数のメモラビリアが壁一面にぎっしり。壮観でした。右がスポーツ・バー。
左がレストラン、となっていますが、往来は自由。「勝つ、と思っていたのに、
これじゃ、商売あがったりよ。今は、全然お客も来ないし」と、残念そうでした。
「また、来年」と、出ましたが、さて、来年シリーズがあるかどうか、だれにも分かり
ません。
この店と対角線上に右翼スタンド前の三角広場に、名アナ、ハリー・ケリー像
がありました。放送席から身を乗り出し、スタンドへ向かって、セブン・イニング・ストレッチ
の音頭を取る、有名なポーズです。ケリーの像の下には、男女6人のファンの顔
も彫られ、見応えのある銅像でした。ケリーの激励で、来年こそ、春が来る
でしょうか。
(了)
いつも楽しく拝見しております。
アメリカには大小さまざまな野球に関する博物館がありますね。こうして何世代にもわたって歴史が受け継がれてゆくのでしょう。
では、楽しい旅を
投稿情報: 春山勝利 | 2008年10 月24日 (金) 16:18