「シカゴに野球博物館を」の提唱者、デビッド・フレッチャーさんは、50歳。生粋の
シカゴ・マン。医学、薬学を専攻。現在はイリノイ大学勤務。野球熱、研究成果
を認められて「アメリカン・ベースボール・リサーチ」に入会した会員の1人です。
何と、結婚式は、もう取り壊された旧コミスキー・パークのホームプレート前で挙げた、
というほどの人物です。
野球博物館建設委員会を立ち上げ、自ら5万㌦の運転資金に出し、4人のスタッフが
連日活動しています。
「政財界の寄付で600万㌦以上集めて博物館を建設したい。多くのファンが
鑑賞できる、アクセスのいい場所がないか、と捜しています」
しかし、そういう都合のいい土地はなかなかありません。絶大な協力を
仰ぐ、カブス、ホワイトソックスの近くがいい、と考えたのですが、
どちらにも支援をしてもらうには、やはり中立の土地がいい、と、ダウンタウンを
捜しています。
ミシガン湖に面した「ネイビー・ピア」や、ミシガン・アベニューも訪問して歩いて
います。空き家のビルを借りて改装する計画が有力ですが、
発表されたイメージ図は野球場の正面エントランスを模した形で、
こういうデザインの博物館にしたい、願望はかなうでしょうか。
現在の仮事務所は、シカゴ市ダウンタウンの3023N・CLARKストリート。
すでに、バド・セリグ・コミッショナーは「こういう計画は賛成です。
私はグランド・オープニングには、必ずテープカットに立ち会いたい」と、支援を
約束しました。年間30万人は集めたい、願いが実る日が待たれます。
シカゴ野球博物館のホームページはwww.chicagobeseballmuseum.org/
です。
了
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