大事な公式戦の日程が決まりましたので、バンクーバーの連載は小休止にして、
ニュースをお知らせします。
もし、同率で日程を終えたら、という場合に行う「1試合プレーオフ」
(9月29日の月曜日)は9月19日、MLBでコイントスを行いました。コイントスとは、
サッカーの試合などで、どちら側のフィールドを取るか、の決定(負けた方は自チーム
のキックオフで開始)を主審がコインを投げて、その裏・表で決めるやり方です。
両チームの主将が立ち会うのが原則ですが、メジャー試合中の関係者全員を集める
わけにも行かず、MLBで代表して開催地を決めました。
アメリカン・リーグは、すでに、西地区はエンゼルスが独走優勝しているので、西地区
のプレーオフはナシ。東はレッドソックスがレイズと並ぶ可能性は十分あるので、
注目の試合はボストンに決まりました。
今季、両者の対戦は、最後のボストン、タンパでの対決で、レイズがともに2勝1敗と
勝ち越し、今季の対戦成績を10勝8敗と、1993年以来、15年ぶりに勝ち越しました。
特に、ホームのトロピカーナではレイズが8勝1敗(他のカードも含めて8勝は最高)と、
圧勝しているので、レッドソックスは開催地がトロピカーナになったら、大変でした。
勝った方は地区優勝。負ければワイルド・カード(中地区の2チームでは勝率がまず
東の両者には届かない)に回ります。
中地区はツインズがシカゴに乗り込んで対戦します。
ナ・リーグはフィリーズ、メッツが大接戦ですが、両者同率なら、フィラデルフィア
で対戦します。西地区は2位・ダイヤモンドバックスが追いついたら、ロサンゼルスで
ドジャースとぶつかります。
レイズはデトロイトが最終戦。試合後、すぐにボストンへ飛ぶわけですが、
レッドソックスはホームのブルージェイズ戦で閉幕。ホームで待ち構えて
いるのですから有利です。ホワイトソックスもホームで待ちます。
この1試合のプレーオフは、毎回、意外なドラマを生みます。今年も
どうなるか、楽しみです。
了
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