日本でも大変有名な「ナイアガラの滝」のアメリカ側の玄関口がバッファロー市です。
ここには、3Aバイソンズの球場「ダン・タイヤー・パーク」の球場殿堂と、
屋内ドーム「HSBCアリーナ」にスポーツ博物館があります。
この町の歴史は古いのです。アメリカ北端の都市、として1800年代から次第に発展して
きました。カナダは目の前。滝が人気を呼ぶに連れ、訪れる人も増え、スポーツ
も盛んで、かって、NFLに一時代を築いた「バッファロー・ビルズ」が人気NO・1です。
私も、何度もスーパーボウルを取材しましたが、ビルズは悲運の象徴で、あと一歩
で勝てず、涙を飲んできました。この専用「ラルフ・ウィルソン・スタジアム」が
あります。
白髪の闘将、マーク・レビー・ヘッドコーチが、スーパーボウル前日の会見で
壇上から「フットボールは戦争だ!」と、叫んだのは、まだ記憶に残っています。
バッファロー市は、エリー湖に臨み、5大湖の主要な港になっているため、ぐんぐん
発展し、1832年には市になった、と言われています。
私は、シカゴ・オヘア空港から行きましたが、座席が3列の中型機、EMB170の便で
出発。寝っているうちに到着。ニューヨーク州の北西部で、あまり乗る人も少ないので
しょうか。バッファロー国際空港へ着き、地下の荷物受け取り場を出た左端に
タクシー乗り場があります。(他の交通の便はないようです)。ここには案内人
がいて、タクシーの乗車する人をさばいています。チップ1㌦を渡してOK。
ドライバーは白髪のおじさんでしたが、ダウンタウンのホテルを告げるとすぐに
スタート。道路も空いていて簡単に到着。メーターは26・10㌦でしたが、
チップ込みで手渡すと「いや、ジェントルマン。25㌦でいいよ」と、受け取りません。
これまで、数多くの空港タクシーに乗りましたが、「規定料金以下でいいよ」
と言われたのは、これが初めての体験でした。いやはや感謝感激(ところが、
帰りはそうはいかなかった)のチェックインでした。
了
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