レイズはレッドソックスをホームに迎えた3連戦の第1戦、6月30日、トロピカーナ・フィールド。
ほぼ満員の3万4145人のファンで埋まり、5-4の1点差で逃げ切りました。
ファンは地元レイズに大歓声の応援。9回、レッドソックスの反撃を2点に抑える健闘に
拍手を贈りました。
レッドソックスと並ぶ50勝。両リーグ最小の32敗。勝率・610は両リーグ第1位です。
後半の折り返しスタートに、2位・レッドソックスに1・5差を付けて首位キープ、とは
すごいではありませんか。
「彼らはボストンではものすごいが、ウチもここでは負けないよ」と、ナインを称える
ジョー・マデン監督。
6人の投手リレーも鮮やか。タンパではレッドソックスに4戦4勝。
一度も負けていないのです。ここで、初めての1点差勝利でした。
MLBはインター・リーグの観客動員が新記録になった、と、30日に発表しました。
全6ラウンドの総合動員は889万3312人。1試合平均3万5573人。昨年の平均
動員3万4905人を上回る人気でした。15・4%ものアップです。これで、3年連続の
新記録。交流戦は完全に根付き、ファン待望のカードになりました。
最多動員は、ニューヨークの「地下鉄シリーズ」ヤンキース対メッツの6試合。
ヤンキー・スタジアムでは16万5088人、シェイ・スタジアムでは16万8757人。
ヤンキー・スタジアムの1試合が雨で中止になったため、6月27日は、第1試合
をヤンキー・スタジアムのデー・ゲームで、第2試合はナイターでシェイへ移動。
ファンは地下鉄で移動する1日の熱い声援でした。この6試合の動員合計は23万3845人。
メッツはニューヨークのライバルに4勝2敗と勝ち越し、メッツ・ファンはバンザイでした。
ヤンキースはピッツバーグの1試合が雨で3回に中止になったため、この1試合
だけが交流戦の未消化試合で残っていますが、ちょうど、両チームが移動日で空いている、
7月10日に組み込みました。ヤンキースは9日にタンパでデーゲームのあと、
すぐピッツバーグへ移動。10日の試合後にトロント入りする強行軍になりました。
交流戦で勝ち越したナ・リーグのチームは、メッツ、ブレーブス、レッズの3チーム
しかなく、最下位のパドレスは3勝15敗の惨敗。6カードすべて負け越し。スィープ負けも
3回もある不振でした。
了
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