さあ、バンクノース・ガーデンの中に入りましょう。
このガーデンの歴史から言っても、バスケットボール、アイスホッケーが中心になるのは、
当然ですが、長い歴史のある野球も、各所に「さすが」と、足を止める展示が多くあります。
ここの看板は3つのプロ・スターの木像。ファンを迎えてくれます。
アイスホッケーでは、ブルインズの名手、ボビー・ロア。バスケットボールでは、セルチックス
の象徴、とも言われた名センター、ラリー・バード。野球は、最後の4割打者、
テッド・ウィリアムス外野手です。
レッドソックスのユニホームで力いっぱい振り切る姿は迫力満点。まるで、現役時代の、
生きているようなスイングです。本当に精巧にできています。
背番号「9」の左打ちのフォーム。これろ同じ、テッドの木像は、クーパースタウンの
玄関広場にも、ベーブルーズと一対の形で立っていますが、ボストンの地元で見るテッドは
やはり、感慨深いものがあります。
この像の背後には、テッドの打撃フォームの等身大に描かれた油絵も飾られています。
さらに、サーモンを釣り上げてにっこりするテッドの像と、釣りの写真額も置かれています。
このテッドのコーナーは、かなりのスペースを取っており、フェンウェー・パークで、実際に
使用していたテッドのロッカーも展示されています。打撃像は右側、釣り姿は左側。
だれも、ここで、しばし、見入る魅力があるのです。
昔のフェンウェー・パークで使用されていた、グリーンの観客席椅子も展示されています。
フェンウェー・パークの模型もガラス箱に収まって並んでいます。
了
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