チェーズ・フィールドの、内野柱に沿う形のガラス・ケースには、
「あれっ」、と思う、珍しい展示もありました。
中日ドラゴンズの一塁手で活躍した、ジム・マーシャルの
展示です。日本から帰国後は、シカゴ・カブス監督にもなり、
一時、ダイヤモンドバックスのスカウトも務めたこともある
マーシャルです。中日時代の背番号「6」のユニホーム
まで飾られ「日米野球交流の先駆者、として、功績が
あった」と、説明文には、書かれていました。まさに、
異例の特別扱い、ではないでしょうか。
さらに、隣のガラス・ケースには、巨人、福岡、ロッテ、西武、
オリックス5球団のマスコット人形が展示されていました。
誰が、持ち帰ったのか、真相は不明ですが、その、説明文
には「野球は、日本でも、アメリカと同じように、ファンに
愛されている」と、あります。本当に、日本に関係がある展示
を発見するとは、懐かしさ、を覚えました。
ダイヤモンドバックスには、現在、日本人選手はいませんし、
リーグ優勝の夢も、あっけない、スィープ負け。ロッキーズ
に敗れ、いま、フィニックスは、静けさを取り戻しています。
フロリダのキャンプ地は、交通不便で、移動が大変ですが、
その点、アリゾナは、フィニックス市を起点に、市バスで
巡廻出来るのがうれしい、のです。
市バス・ステイションで「乗り方と、時刻表」がまとめられた
「バス・ブック」を入手し、研究すれば、バスで、大半のアリゾナ・キャンプ地
を回れます。バスは1日券3㌦60㌣(約460円)で購入し、
下車、乗車時間をうまく調整すればOK。ダウンタウンの
ホリデイイン・エクスプレスがステイションに近いホテルです。
市バスのインフォーメイションは、ホームページ
www.valleymetro.org で検索すれば分かります。
来春の3月は、日本からも近い、アリゾナ・キャンプへ
出かけようではありませんか。
了
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