ロサンゼルスへ、ニューヨークから移転した、ドジャースは、
ウォルター・オマリー・元オーナーが独自に建設した、本当に
美しい野球場です。1962年4月10日にオープン。すでに、
45年の歳月が経っていますが、どこから、眺めても
絵のように美しい野球場です。
移転当時は、ホーム野球場がなく、ロサンゼルス・コロシアムを借りて、
4年間我慢し、総工費2200万㌦(当時66億円)で
完成しました。
ドジャースは、市当局との交渉、資金調達など、大変な努力
をして、独力で築いた野球場、なのです。
このシャベツ・ラビンの丘は、3つのハイウェーに
結ばれ、パームツリーの樹木に囲まれる、鮮やかな
グリーンの芝生が映える「エリジアン・パーク」。
広大な駐車場が広く広がり、試合後は、一斉に、左右の
ハイウェーへ散って行きます。
しかし、ここの球場ほど、車がないと、どうにもならない
野球場は、ありません。私も、ナイター取材のときは、
「帰りの足をどうするか」悩みました。
行きはともかく、帰りは、タクシーを捕まえるのは、至難のワザ。
駐車場「5」、または、センター後方がタクシーの待機場、
となっていますが、乗れたら、幸運、と思うしかありません。
パサディナ市と、ユニオン駅を結ぶ地下鉄(メトロ・レール)
が開通。1㌦60㌣(約186円)で乗れるのは便利、になり
ましたが、球場に近い駅は、チャイナ・タウンか、リンコルン・ハイツ駅。
野球場の坂を下りて、その駅へ行くのは、帰りは、
道に人通りがなく、怖いですネ。
無事に、乗れるかどうか、時間通りに、電車が来るのか、
ナイターのときは、夜遅いので、保証しかねます。
私は、乗ったことはありません。
安全策は、タクシーを確保する、のがベストでしょう。
了
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