アメリカ国務省は、8月9日、カル・リプケンJを、スポーツ親善大使
に依頼。ライス国務長官が、自ら、リプケンを招いて「世界に、
アメリカ野球の素晴らしさ、楽しさを、広め、伝えてください」
と、13日に、任命式を行いました。
この、試みは、グラス・ルーツ(草野球、街角野球)で、どう遊ぶか、
リプケンの子供時代の経験、野球への、取り組みを、少年たちに
教えて欲しい、というものです。
最初は、メジャーを中心に、中国へ渡り、リプケンに一役買ってもらう、
という、狙いのようです。今年の末までには、どのように教えるか、
計画を発表する、と、言われています。
中国を、世界最大の野球マーケットにしたい、アメリカの
意気込みが分かります。
「私でできることなら、何でもやります」と承諾したリプケン。
彼の、残り人生は、この子供たちを育てて、次の世紀へ、
野球を発展させることに、全力を傾けるリプケン。
「私が子供のころは、父は”分からないことは、何でも聞け”
と言うのが口癖でした。何故、何で、と聞くことから、
自分を磨ける。これを、私も、子供たちに教えたい」。
アバディーンのアカデミー(ミニ球場)は、昔の、エベッツ・フィールドや、
歴史ある野球場が、復元されて、子供たちを楽しませます。
リプケン・スタジアムは、スタンドが、フィールドと近く、
選手に、気軽にサインももらえる、フレンドリーさが
あります。外野の芝生席に寝ころんで、のんびり、
過ごすのも、また、いいでしょう。
私も、来年春、もう一度、訪ねたい、と思います。
了
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