2010年2月、冬季五輪開催が決まっている、バンクーバー市
を訪ねました。ここには、日系博物館、BCスポーツ殿堂、
の2つがあり、貴重な野球、スポーツの資料を収容しています。
その紹介もしたい、と思います。
バンクーバーは、カナダ旅行の玄関口。国際空港は、
近代的で、機能的な、明るい空港ですが、夏休み、冬
のスキー・シーズンも、観光客で大変な混雑。幸い、
私がこの8月に到着したときは(成田からの日航便)
到着が午前中だったので、あまり、行列もなく、早く入国できて、
助かりました。
入国審査所は、左右に広い窓口が並び、滞在期間、
旅行の目的、どこへ行くか、など、を聞かれますが、
アメリカ入国のように、顔写真を撮られたり、左右の
指紋を採られたり、などの厳しさはありません。
係官もおだやか。「では、旅行を楽しんでください」と、笑顔で
入国OKでした。
出口には、目の前の3番乗り場に、市内へ行くバス
(大型のブルー・カラー車体)も待機しています。
市内の主要ホテルへ行くには、これがベスト。
途中、混んでいなければ、約30分で到着します。
片道13カナダ㌦(約1443円)。往復20カナダ㌦
(約2220円)。現在、カナダ㌦は1㌦、111・40円。アメリカ㌦は1㌦、
118・44円。バス利用なら、最初に往復券を買っておいた方が、
帰国のときに便利です。
タクシーだと、30カナダ・㌦(約3330円)以上かかります。
最新のニュースは、バンクーバー市が計画中の、空港と
市内を結ぶ、鉄道の新設。その名も「カナダ・ライン」。濃い
ブルーの車体がスマートな、電車です。
すでに、市内と郊外を結ぶ「スカイトレイン」(こちらは白の車体)が
運行されており、これと、同じ形式の、無人のコンピューター運転。
五輪に間に合うように、2009年の完成を目指しています。
ここは、郊外になるので、スカイ・トレインと同じ「ゾーン2」
なら、3㌦25㌣(約361円)。距離が長いので、「ゾーン3」
になると、4㌦50㌣(約500円)。
どの料金でも、バスよりも安く、安全、確実。五輪組織委員会は
「交通緩和のが第1の目的。これで、空港から車で向かう道路の
混雑は減るはず」と、期待を込めています。
了
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