コロンバスの日本人フロント、その２

アメリカには「コロンバス市」は、他に４つもありますが、

このオハイオ州コロンバスは、人口６７万人で最大。

みんな、探検家、クリストファー・コロンバスにちなんだ

命名です。

クリッパーズの球場は、高速道路「７０」沿いにあり、

西モンド通り。ホテルの人は「歩いても行けますよ」

と、言いましたが、ちょっと徒歩は無理。後で、安藤さん

に聞いたところ「この球場周辺の治安が、あまり良くない

のです。車の盗難や、金銭目当ての犯罪も起きて

おり、特に夜間は危険」と、忠告され、帰りは、安藤

さんの車で、ホテルまで送って頂きました。

コロンバスの野球の歴史は、もう、１００年余。

すでに、センテニアル記念祭を行っており、チーム

は、１８９０年代の昔の写真を、大切に保存しています。

右翼席下のスタンド・コンコースには、歴代の

スター選手の似顔絵が掲げられ、なつかしい顔が

いっぱい。今、ヤンキースの中心、ジター、ポサダ、

リベラを発見。本当に、うれしくなりました。

これらスターのバナーも、つり下げられています。

「いや、みんな、若いですね」と、感心したら「だれも、ここの

卒業生、なのを、球団は誇りに思います」と、安藤さん。

丁寧に説明してくれたのは、チーム広報所属の

ヒストリアン（歴史家）サントリーさん。勤続４０年余。

生き字引、と言える、６０歳の人物でした。

（了）