ア・リーグMVP投票で「ついにこの日が来たか!」と、
うなったのは、マリナーズのイチロー外野手の得票がゼロ
だったことです。
全米野球記者協会員の投票で1票もナシ、ポイントゼロ
の完全無視です。地元シアトルの担当記者2人でさえも投票
していない、のですから、1年間見続けている記者が見放していては、
何も言うことはありません(マリナーズの他の選手も1人もいません。
ア西地区で得票があったのはレンジャーズの4選手だけですが)。
イチローは10年連続200本安打した昨年でさえ、わずか3ポイント
しかありませんでした。
もちろん、松井外野手(アスレチックス)西岡内野手(ツインズ)も全くゼロです。
イチローが2001年、新人王、MVPを獲得した、華々しいデビューは、
もう遠い過去の話になりました。
今季はオールスターも落選、チームは最下位、すべてゼロ。
来年の巻き返しはあるのでしょうか。一時代を
築いたイチローの幕引きは近いことを暗示している
のではないか、とさえ思います。
日本選手は完全無死された暗黒時代。来年はだれが出てくるのか、
このオフは、新たな日本人挑戦の報を待ちたい、と、思いますが。
了