レッドソックスのナックル投手、テイム・ウェークフィールドが
11日、トロントのブルージェイズ戦で救援のマウンドに
上がり、44歳282日のチーム最年長出場の新記録を
作りました。
これまでのレッドソックスの最年長出場記録は、
1908年8月24日、ディコーン・マグワイア捕手が記録した
「44歳281日」でした。
ナックルを武器に、1988年、パイレーツ入りし、1995年4月
26日、レッドソックス入り、2000年FAになりましたが、再契約
して現在まで投げ続けたきた、大ベテランは、最近「ナックラー、
私の野球人生」の本を出したばかり。
今は、先発ローテも外れ、敗戦処理の立場ですが、記者会見したウェークフィールド
は「これほど長く投げられるとは感謝以外の言葉はない。
いつまでやれるか?私にも分からない。いらない、と
言われれば、故郷・フロリダへ戻るかな。マーリンズも
レイズもあるさ。そのときは、そのとき。私は、今も
いつも競争したい、と思う。この気力がなくなれば
投手はおしまい」と、コメントしています。
ナックル投手は寿命が長く、殿堂入りしている3人の
ナックル代表投手は、フィル・ニークロが48歳、ホイト・
ウィルヘルムは49歳、ジェシー・ヘインズは44歳
でマウンドを踏んでいます。
まだまだ元気なウェークフィールド。もっと投げて欲しい、
と祈るのです。
了