ナ中地区の首位を走るカージナルスの名将、
トニー・ラルーサ監督が「帯状発疹」のため、休養が
決まりました。
しばらく、ベンチ・コーチ、ジョー・ペティニが代行しますが、
4月ごろから体の右側に発疹が起こり、先週まで、内野ノック
など、何とかこなしていましたが、「この体調では無理」と、
現場を離れ、治療に専念するようです。
右目が赤くなり、元気がありません。
現役監督最多勝(通算2658勝利)は史上第3位。
4位のボビー・コックス(2504勝利)5位のジョー・トーリ
(2326勝利)が、昨年、相次いで引退したいま、
続くのは1510勝利のジム・リーランド(タイガース)
1423勝利のダステイ・ベイカー(レッズ)なので、
もう、ラルーサを抜く監督は出ないでしょう。
しかし、名将も66歳。この症状は他人に感染する
ことはありませんが、ストレス、心身の疲労などが
遠因なので、しばらく静養しないと、復帰はできない
のではないでしょうか。
ナ中地区は、昨年の地区1位レッズと猛烈な競り合い
の最中です。監督が健康で指揮を執らないと、この
難局は切り抜けられるかどうか。
ラルーサの1日も早い回復を祈ります。
了
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