レンジャーズのホーム、テキサスの暑さは尋常では
ありません。
今や、常時、気温100度(38度)を越す猛暑の連続なの
です。昨年は100度以上の試合は2日しかなく、
いかに、今季が暑いか、おわかりになると思います。
これでは、1シリーズしかやって来ない相手チームは
頭がクラクラするほどの暑さにやられてしまうことも
少なくない、のです。
すでに、今季は100度以上の試合は19日も数えます。
レンジャーズが遠征のときも、ここで100度越えはあったはず、
ですから、地球温暖化のヒート現象の頂点に立つ、
テキサスの猛暑は、ものすごい、みぶるいするほどの暑さです。
レンジャーズは,地元の利を生かし、この19試合で
12勝7敗と勝ち越し、ホーム40勝24敗はア・リーグ一番
の強さです。
各チームとも、炎天下の打撃練習は止め、室内で打つか、
軽くランニングだけで休むか、工夫していますが、体調管理
は大変です。
今週遠征してきた、レッドソックスは、第1戦(39度)は、
バットが全く振れず、0-4の完敗でした。しかし、
第2戦(39・5度)はテキサス出身のラッキーが先発。
「オレは暑いのは平気なんだ」と、自慢していた通り好投、
開幕からテキサスで5連敗、一度も勝てなかった苦手の土地で
連敗を食い止めました。
その地元の利を生かすレンジャーズも、ここで連戦が
続くと、さすがに、体力は落ち、7月26、27日はホーム
2連敗しています。
エンゼルスに「3・5差」と、迫られたレンジャーズ。この地
の利を今後、どう生かすか、注目です。
了