ツインズの40歳のベテラン、ジム・トーミーDHは、
8月15日、デトロイトの対タイガース戦で、1試合
2本塁打し、ついに、待望の600号本塁打にゴールイン。
ついに、ついに、やりました!。
史上8人目の快挙。デレク・ジターの3000本安打
に続く歴史的なアーチでした。
6回表、先発のリック・ポルセロから599号2ラン。
さらに7回にもダニエル・シュレスから左翼へ3ラン。
見事な左右への2発。通算2456試合目の大台。
インディアンスで1991年9月4日デビューしてから、
フィリーズ、ホワイトソックスを経て2010年にツインズ入り、
年齢的に出番が限られてくるDHの出場で、ここまだ頑張った
努力には脱帽です。
40本塁打以上6回、2003年に本塁打王、2002年には
自己ベストの年間52本塁打。今季はこれで11本ですが、
故障と戦いながら精進して、「再び再起した努力は、
素晴らしい」と、拍手したくなるスターです。
8月27日には41歳になりますが、弱音を吐いた
こともなく、まだまだ、現役は続けられる、と思います。
2002年には「ロベルト・クリメンテ賞」を受賞。さらに
グッドガイ賞(1995年、インデアイアンス)ハート&
ハッスル賞(2006、7年ホワイトソックス)も受賞して
いる模範生。2006年にはカムバック賞も贈られた
トーミーです。
7位のサミー・ソーサ外野手(609本)首位のバリー・
ボンズ外野手(762本)はともに薬物使用疑惑に
包まれているので、クリンなトーミーには、いつまでも元気
でいて欲しい、ものです。
6位のアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)は目下、
リハビリ中。彼はいま626本。今後故障さえなければ
700本も夢ではありませんが、彼も薬物使用を告白
しており、努力でここまで来たトーミーの達成は、光るもの
があるではありませんか。
了
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