カブスは8月19日、ジム・ヘンドレーGMの解任を発表。
当面はGM補佐のランデイ・ブッシュが代行。トム・リケッツ会長は
「外部から人材を捜す。この2年間のチームの不成績は
もう我慢も限界(昨年は5位)。新たなリーダーシップを求め、
悪い流れを断ち切り、1日早く新体制でスタートしたい」と、宣言。
17年間、カブスで働いたヘンドレーに別れを告げました。
2007、8年の2年連続ポスト・シーズン進出は、カブス
史上初めてで、ヘンドレーはチーム史上3番目に長く
在籍したGMです。1994年、育成担当でカブス入り、
1998年にGMに就任しました。
しかし、2006年のウインター・ミーテイングの期間中、
心臓発作で倒れ、当時のルー・ピネラ監督が病院に
担ぎ込んだ治療した事件もあり、心労が重なり、7月22日
には辞任を会長に申し出ていました。
何しろ「勝利こそ必要」と、会長が明言している以上、
後任者は責任重大です。今季は5月14日から5位に
定着、首位から「18・5差」の5位に沈んだまま。
カルロス・ザンブラノ投手の職場放棄事件まで起こり、
地元ファンの怒り、不満もたまるばかり。
この日の退任会見はやつれた表情で話す、
ヘンドレーの姿は暗いものでした。
ワールドシリーズ優勝は、1908年が最後。
いつリグレーで歓呼の声が聞かれるでしょうか。
了
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