7月末のトレード期限を目前に、優勝を狙う球団は、30日、
強化へ動きました。
ア西地区の首位を行くレンジャーズは、オリオールズの
セットアッパー、上原投手を獲得。「望まれて行くのは
幸せ」と、本人はOK。エンゼルスとの激しい首位争いへ
投げる覚悟です。
レンジャーズの救援陣は、勝てる試合をフイにしている
ケースが多いので、上原はプラスになるはずです。
ア中地区首位のタイガースは、マリナーズの先発、
フィスター投手と、救援のパウリーニヨ投手を獲得。
逃げ切りへ懸命です。
2位に落ちたインディアンスも、ロッキーズからヒメネス
投手を加えましたが、30日、移籍直前のパドレス戦には
1回4失点のKO。今季の不調からまだ回復していない
のではないか、と、心配です。
断固、「僕はヨソへは行かない」と、ノー・トレードの
契約を貫いたのは、ドジャースの黒田投手。
「1年契約で残ったのは、ここでやる、と、決めて
いたから」という決意の表れです。
こういう、請われて移籍したケースは、過去、多数
ありますが、みんながみんな、成功するとは限りません。
オリオールズがいらない、と、見限った、デレク・リー
一塁手は、パイレーツへ移りましたが、あの不調では
再起できるのか、どうか。パイレーツはまた3位転落。
中地区はブリューワーズ、カージナルスのマッチ・
レースの流れです。
まだ、トレードは、締め切っていないので、これから
何が起きるか、明日を待ちたい、と、思います。
了