レッドソックスは30日、来年、フォートマイヤーズのキャンプ地に
新しく完成する野球場は「ジェット・ブルー・パーク」と、命名した、
と発表しました。
ジェット・ブルー航空はボストンが本拠のエアラインで、
長年、レッドソックスを支援。新たに8年間のスポンサー契約を延長、
新キャンプ・タウンのネイミング・ライツを結んだのです。
今春まで19年間も使用してきた、同じフォートマイヤーズの
「シテイ・オブ・パームス・パーク」は、老朽化でサヨナラしました。
2012年2月のキャンプからはこの最新施設へ移動します。
メイン球場は収容1万1000人。特徴はフェンウェー・パーク
そっくりに建設することです。付属する練習場も6面もあります。
「ホーム球場と同じ感覚で練習したい」チームの意向を受けて
有名なグリーン・モンスターも作る予定です。球場前の道路も
フェンウェー地区そっくりに建設。選手はボストンにいると
同じ環境で練習に打ち込みます。年間を通じてリハビリ・
センターの役目も果たし、マイナー・チームも使用します。
今春はホーム16試合中、15試合は完売。ただ、3月8日
のアストロズ戦だけは、4909人しか入らず、毎年、全試合
完売、の連続記録はストップしましたが、今春は12万613人
を動員(昨年は12万3997人)する過熱人気です。
19年間のホーム267試合で延べ180万人にもなります。
いかに「レッドソックス・ネイション」の熱烈ぶりがすごいか、
良く分かります。
ボストンのホーム公式戦動員は、2003年5月15日から
「631試合連続売り切れ」の最高記録を続行中なのです。
フロリダを打ち上げ、ヒューストンへ立ち寄ったオープン
最終戦は10ー0の快勝。同じテキサスへ
乗り込みます。昨年、ア・リーグ王者のレンジャースと
4月1日、開幕第1戦です。先発5人ローテも発表され、
松坂は5番手。次のインディアンス戦(6日、ナイター)
に先発します。
オープン戦はフロリダはツインズ(20勝12敗)アリゾナは
今季もジャイアンツ(23勝12敗)が優勝しました。
さあ、いよいよプレーボール!
了