ツインズは28日、パイレーツ戦でフロリダ・キャンプを打ち上げました。
投打とも主力選手はそろい、戦力充実。中地区3連覇へ態勢は
整い、開幕を待つばかりです。
MLBコムは、DHジム・トーミーのインタビューを載せて
いますので、ご紹介しましょう。
話題は「あと11本」と迫る、600本塁打です。
この「600号クラブ」メンバーは、バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、
ベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、アレックス・ロドリゲス、
サミー・ソーサの7人が名を連ねています。
ボンズ、ソーサは薬物使用で疑惑の中ですが、トーミー
は、薬物使用などは無縁でクリーンなスターです。
「私は偉大なチームと、選手、環境にめぐまれて
ここまで来た。健康に過ごせた20年のキャリアも
感謝あるのみです」
「グランドに来たら、チームの勝利に貢献すること
しか考えない。もちろん、私の安打、ホームランで
勝てれば最高だ。今は、記録は考えず、毎日
懸命にプレーすることだけです」
「夢はワールド・チャンピオンしかない。
ツインズでその夢を実現したい。望みがかなえば
もう思い残すことはない」
ホワイトソックス時代、2回「ハート・アンド・ハッスル賞」
を受賞。社会貢献事業を称える「ロベルト・クリメンテ賞」
も2002年(インディアンス時代)に受賞しています。
「彼は”グッドガイ”だからこそ、ここまでやれた」
と、MLBコムは付け加えています。
1970年8月27日生まれ。もう40歳。今春の
オープン戦は10試合、打率・200、ホームランは
1本だけでした。DHもジェイソン・クベルとの併用で
出場は限定されるのは間違いありません。
その厳しい中で、史上8人目の600本大台を
目指すトーミーの挑戦。いつゴールするか、日本
からも声援を贈りたい、と、思います。
(了)
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