オリオールズもチケットはレギュラーと、プライムの2種類。プライムはレッドソックス、
ヤンキースの東地区2球団だけです。
ヤンキースとは開幕日の4月6日、1日置いて8、9日のホーム3連戦です。
レッドソックスとは6月29日までホームでの対戦はなく、7月、9月に各3連戦。
ヤンキースも5月8日からの3連戦以後は8月31日からの3連戦。
ファンを集めるために四苦八苦の様子が分かります。
「バーゲン・ナイト」が年間11試合。4月は21日のホワイトソックス、28日のエンゼルス戦。
ともに昨年は地区優勝の強力チームなのに、割り引きセール日です。
5月は12日にレイズ、26日のブルージェイズ、6月9日のマリナーズ、16日のメッツ、
7月は28日のロイヤルズ、8月は11日のアスレチックス、9月は15日のレイズ。
このバーゲン・デーは原則、火曜日の開催限定です。
外野席の左翼上段だけの設定でわずか8㌦(約750円)の安さで入場できます。
この角度では、さすがに、試合の詳細は良く分かりませんが、球場の雰囲気は
十分堪能できます。
面白いことに、最高カードのレッドソックス戦も6月30日には、プライム値段と
バーゲン・デーが並立されています。
これは9月1日のヤンキース戦も同じです。”薄利多売”で1人でも多く集めよう、
という苦心のセールスでしょうか。
ボルチモアのチケットは安く、最高のフィルド・ボックス席でも、
レギュラーで55㌦(約5280円)プライムで80㌦(約7680円)。ヤンキー・スタジアムの
3分の1の値段で入れます。
場内ツアーも大人7㌦でOK。カムデン・ヤードは良くまとまった球場で、
サービスも満点見やすくい、いい球場です。
ベーブルースの野球少年時代の銅像が左翼入場口にあります。本当に
リンとした彫像で、いつも見ほれる、凛々しい姿です。
このツアーだけでも堪能できるカムデン・ヤードです。
上原の登板日に併せて、遊ぶところの多い港湾都市、ボルチモア観戦はいかがですか。
(了)