上原投手(巨人)が入団したオリオールズは、今、オープン戦でも9勝9敗の5割
と健闘しています。足の古傷再発で休養中の上原も経過は良く、近く再起するはず
です。昨年の大差最下位の不振からの立ち直りを期待したい、ものです。
オリオールズの日程は夏場が難関。実に、20連戦が2回も7、8月に組まれて
いるのです。8月13日の休日(ホームの連続開催中で移動日ではないため休め
ます)をはさんで、9月2日まで続くロード19、ホーム21試合のハード日程。真夏
の中、本当に大変。投手陣がよほど頑張らないと苦戦でしょう。
この他にも13連戦(4月17日からと9月11日から)が2回。16連戦(5月19日からと
6月23日から)が2回あります。
インター・リーグはお隣のワシントン市に本拠を構えるナショナルズと2回(ホームが
6月26日から、ロードは5月22日から各3連戦)6月12日からはブレーブス、メッツ
(ともにホーム)フィリーズと6月19日から、マーリンズ6月23日から(ともにロード)
の東地区同士が組まれています。
昨年はアムトラック(高速鉄道)で約1時間の至近距離にワシントンへ移転した
ナショナルスが新球場(ナショナルズ・パーク)をオープン。
オリオールズはお客を奪われて、前年の216万4822人から195万0075人に激減。
逆に,ナショナルズは194万3812人から232万6400人への大幅増加。
観客動員の明暗はくっきりでした。
ファンに取っては「ア、ナの試合を簡単に見られる便利さ」がうれしい。
両球団の日程では、3回のシリーズが同時開催でダブっていますが、
1時間で行けるので、ニューヨークのメッツ、ヤンキースを見るより
(こちらは入場困難)行きやすいのではないでしょうか。
オリオールズもナショナルズも満員売り切れはまずない、と思います。
チケットも格段に安い。この「アムトラック往復観戦」はお勧めのコースです。
了
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