松原 明の大リーグ

スポーツ・ミュジアム、その５

このボストン・スポーツ・ミュジアムの分館が、ボストン市郊外（北西へ約５３㌔）の地方都市

ローウェル（LOWELL）にあります。人口１０万人。かっては紡績、繊維産業で盛んでしたが、

１９３０年に起きた不況の嵐で産業は多角化し、電子機器、ゴム製造、合成樹脂などが中心

になりました。市に昇格したのは１８３６年。繊維産業を興したF・C・ローウェル氏の名前が

起源、とされています。

ローウェルへ行くには、ガーデンに降りたノース・ステイション駅から発着する、コミュター・

トレイン（電車）に乗れば約４４分で到着します。時間的に楽に日帰りできる計算ですが、

ここには、マイナー・リーグもあり、１泊して市内を探索するのもいいでしょう。

ガーデンのような巨大ビルではなく、ダウンタウンの一角にある、小さなビルです。

住所は２５　SHATTUCK　STREET、LOWELL、MA、〒０１８５２です。

正面入り口にはボールをキックするサッカー選手像が目印になっています。

地域スポーツ、女子スポーツなどを中心に展示。２００２年には「ボストン・ブレーブス

５０周年展」を開催しました。

コミュター・トレインは１時間に１本くらいしかないので、時刻表をよく調べて（インターネットで）

出かけてください。規模は小さくても、立派な博物館なのです。

了

スポーツ・ミュジアム、その４

レッドソックス初期の時代に活躍した、ベーブ・ルースの記念品も飾られています。ルースは

左腕投手で活躍、打撃もすでに一流でした。１９１４年から１９１８年までに残した成績は

素晴らしく、外野手兼任だった１９１８年には、１１本塁打、１９１９年には２９本塁打して

本塁打王と１１４打点の打点王。この抜群の男を、ライバルのヤンキースへ売り渡し、

ペナントともサヨナラしたのは、世紀の悲劇でした。

ボストン・ファンには、代々受け継がれる「バンビーノののろい」になったのです。

投手時代のルースと、もう１枚はウォリー・バーガー外野手と並ぶ２枚の写真が飾られて

います。ここを訪れるレッドソックス・ファンは、どんな思いで眺めたでしょうか。

この５階には、ユニホームの展示室があります。ボストンをホームにしていた、ブレーブス

の豪華なグランド・コートが目に付きました。インディアンの派手なかぶりを刺繍した

コートで、背中一面を飾るこのコートは、昔のブレーブスをしのばせます。

ブレーブスは、１９５２年までボストンにホームを置き、１９５３年にミルウォーキー、

さらに、アトランタへ移転しました。

６階の壁面にある、写真家・ジム・ダウド氏の野球風景の写真展は、試合以外の

昔のボストンが分かる、ひと味違うアングルの作品です。

２００３年６月１２日には、このガーデン（当時はフリート・センター）で「トラデショナル・

イベント・デー」が開催され、ボストン４大スポーツの代表選手がつどい、OB、ファン

も参加した集会でした。「ボストンは偉大だ」の大合唱でした。

了

スポーツ・ミュージアム、その３

さあ、バンクノース・ガーデンの中に入りましょう。

このガーデンの歴史から言っても、バスケットボール、アイスホッケーが中心になるのは、

当然ですが、長い歴史のある野球も、各所に「さすが」と、足を止める展示が多くあります。

ここの看板は３つのプロ・スターの木像。ファンを迎えてくれます。

アイスホッケーでは、ブルインズの名手、ボビー・ロア。バスケットボールでは、セルチックス

の象徴、とも言われた名センター、ラリー・バード。野球は、最後の４割打者、

テッド・ウィリアムス外野手です。

レッドソックスのユニホームで力いっぱい振り切る姿は迫力満点。まるで、現役時代の、

生きているようなスイングです。本当に精巧にできています。

背番号「９」の左打ちのフォーム。これろ同じ、テッドの木像は、クーパースタウンの

玄関広場にも、ベーブルーズと一対の形で立っていますが、ボストンの地元で見るテッドは

やはり、感慨深いものがあります。

この像の背後には、テッドの打撃フォームの等身大に描かれた油絵も飾られています。

さらに、サーモンを釣り上げてにっこりするテッドの像と、釣りの写真額も置かれています。

このテッドのコーナーは、かなりのスペースを取っており、フェンウェー・パークで、実際に

使用していたテッドのロッカーも展示されています。打撃像は右側、釣り姿は左側。

だれも、ここで、しばし、見入る魅力があるのです。

昔のフェンウェー・パークで使用されていた、グリーンの観客席椅子も展示されています。

フェンウェー・パークの模型もガラス箱に収まって並んでいます。

了

スポーツ・ミュージアムその２

バンクノース・ガーデンは、１級のアリーナです。バスケット・ボール試合での座席は、

１万８６２４人。アイスホッケーでは１万７５６５人。フル・サービスのレストランは２つ。

売店も３６カ所。ビデオ・スクリーンも完備。場内へ入れば、その壮観に圧倒されます。

１９９５年１１月１３日、完成、オープンしました。

「ニューイングランド、ボストンの長いスポーツの歴史を伝えよう」と、このスポーツ殿堂計画は

１９７７年にスタートしました。構想の目的は「地元の青少年に伝統を紹介する教育に力を

注ぐ」ということでした。当時は公開する施設がなかったのですが、昔から写真、映画フィル

ム、ビデオを収集。コレクションは実に豊富です。

毎年、７０００人を越える高校生、ボーイズ＆ガールズ・クラブ、放課後の授業、などの

参観が多い、と言われています。

５、６階の展示は５つの部門に分かれています。

ホッケー、バスケットがメインで、野球が続き、ＮＦＬのペイトリオッツの展示もあります。

最後は「ボストン・ガーデン劇場」。最新の展示は、新ヤンキー・スタジアムの工事中、発見

された、レッドソックスの主力選手、デビット・オルティーズのユニホーム展示です。

「ライバルのユニホームを埋めた、ヤンキー・スタジアム・ジャージー」。この関連写真も

展示されていました。土中に埋まっていたため、もう泥にまみれ、ぼろぼろの感じですが

「ヤンキースののろいがこもる」とも言われています。

この博物館が一時借用したので、展示期間は４月１８日から４週間。もう、返還されています

が、ボストン市民は、どんな思いで眺めたのでしょうか。

了

スポーツ・ミュージアム、その１

ボストンには歴史がある博物館が多数ありますが、ボストンのスポーツ歴史を伝える

のが、この「スポーツ・ミュジアム」です。前は「ニューイングランド」が付いていましたが、今は

付いていません。しかし、ボストン・スポーツ一色の展示。ボストン・ファンには、

見逃せない博物館なのです。かっては、「フリート・センター」、と、呼ばれていましたが、

現在は「バンクノース・ガーデン」と、支援スポンサーの名前が変わり、外観も一新した

ニュールックになって、ファンを迎えています。

ガーデン、というように、ここは、地元のプロ名門、セルチックス（ＮＢＡバスケットボール）と

ブルインズ（ＮＨＬアイスホッケー）のホーム・アリーナ。このプロ試合観戦を兼ねて、

アリーナ５、6階のコンコースに設営された、ボストン・スポーツの貴重なメモラビリアを

観賞するのはいい、と思います。

地下鉄のグリーン、オレンジ・ラインの交差する「ノース・ステイション駅」で下車すると、

階段を降りたすぐ目の前に見えてくるのが、この「バンクノース・ガーデン」。

ここの難点は、一応、年間無休（博物館は午前１１時から午後5時まで）となっていますが、

突然のクローズがあることです。5月も3回クローズされました。シーズン中以外は

訪問は要注意です。

博物館だけの見学は、1時間置きの開放。午後3時からがラストになります。

チケット（大人６㌦）は西側入り口のプロ・ショップ・カウンターで買えます。入場口は

「プレミアム・クラブ」のエントランスからです。

「イベント、準備の都合でクローズされますから、必ず電話（６１７・６２４・１２３５）して

問い合わせて下さい」と、博物館は説明しています。

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ニュージャージー州スポーツ殿堂、その３

クーパースタウンに掲額されていない人物では、元ナショナル・リーグ会長で、人望があった

レン・コールマン氏を紹介したい、と思います。1998年、ここに掲額されました。

１９９４年から１９９９年9月１５日までナ・リーグ会長に在任。メジャーが機構を再編成、

統一するために、アメリカン、ナショナルの両リーグは解消。ＭＬＢに一本化されたとき、

退任しました。公正な判断と、リーダーシップで、名会長の誉れ高く、惜しまれる勇退でした。

コールマン氏はニュージャージー州出身。地元のモンクレア高校では、オールアメリカンにも

選ばれたフットボール選手。ハーバード大学で学び、エネルギー、経済部門の会社役員にも

就任した文武両道の知識人です。メジャーから縁が切れた、のを惜しむ人は多いようです。

実績が短いため、クーパースタウンの殿堂入りしていない選手で、ここに表彰されている

歴史に残る人物には、史上初の「2試合連続ノーヒット・ノーラン」の快挙を達成した、左腕、

ジュニー・バンダー・ミーア投手がいます。彼に注目して下さい。

ニュージャージー州プロスペクト・パークの出身。シンシナチ・レッズでデビューしましたが、

ノーコンで有名で「とても大成はできまい」とまで、言われていました。

ところが、1938年、レッズ2年目に開眼。6月１１日、ホームの対ボストン・ブレーブス戦で

３－０のノーヒット・ノーランの快投。中3日で迎えた、ロードのドジャース戦。この夜は、

メジャー史上初のナイター開催。ブルックリン・エベッツ・フィールドは満員。

3万８７４８人のファンの大入りでした。ミアは9回まで四球５個を出したが、何とか投げ続け、

9回、あと2人になったとき、突然、ノーコン病が再発。連続3四球で満塁の大ピンチ。

だが、三塁ゴロ、中飛で「連続ノーヒット・ノーラン」は達成されました。

今後も、この大記録は、まず出ない、と思います。

ミアは当時２４歳。この年は9連勝の快進撃を見せ、１５勝したこの年が最高の輝きだった

ようです。通算１１９勝１２１敗。三振奪取王は3回取りましたが、与四球王も2回。

シンシナチ・レッズ殿堂には、ミアの快挙を称えるコーナーもあります。

残念なお知らせは、このイゾット・センターは、近く閉じられようとしていることです。

２００７年でＮＨＬのデビルズは去り、ＮＢＡのネッツも２０１０年限り。大学バスケツトも

使用を中止、施設の老朽化が目立ち、立て替えの運命です。この壁面殿堂もどうなるのか、

全く分かりません。

まだ紹介していなかった、オレゴン・スポーツ殿堂（ポートランド市ダウンタウン）も、いい

教育施設でしたが、建物を改築するため、目下休業中です。

トロントのカナダ・スポーツ殿堂も移転が決まり、どこに行くのか、未定です。

これら、優れた博物館・殿堂が消えて行くのは、本当に惜しまれます。

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ニュージャージー州スポーツ殿堂、その２

この壁面に飾られた殿堂の額の数々は、この州に関連した、あらゆるスポーツ人を表彰して

おり、その数は実に多彩です。プロ、カレジの野球を始め、プロ、アマのバスケットボール、

アイスホッケー、フットボール（プロ、カレジ）、競馬、と、ずらり飾ってあります。

１９９５年以前、１９９６年以降、と年代を分け、チーム表彰、イベントにも分かれています。

ニュージャージー州スポーツの歴史は古いのです。

１８６９年11月6日、初めての大学対抗フットボール試合が行われました。

野球試合が初めて行われたのは、記録によると、エリシアン・フィールド

（ホボキン。ＨＯＢＯＫＥＮ。ニューヨーク市の対岸。ハドソン河沿い）だった、

と、されています。ニュージャージー州の誕生は１７７７年でしたから、約

１００年後には、州のスポーツは、グングン芽生えてきたのです。

黒人野球が盛んだったニュージャージーでは、黒人リーグを称える行事も盛んです。この

殿堂にも、多くの黒人が飾られています。ネワーク・イーグルスで活躍した

「黒人リーグ最高の三塁手」と、言われる、レイ・ダンドリッジも、１９９６年に、この殿堂入り

しています。ネワーク・イーグルスも黒人リーグ優勝を記念して、１９９８年

にチーム表彰を受けています。

ジャッキー・ロビンソン内野手が、３Ａインターナショナル・リーグでデビューした、ジャージー・

シテイ球場も「歴史的保存価値あり」と、この殿堂に、球場写真額が掲げられています。

ドジャースの黒人左腕、ドン・ニューカム投手も、ブルックリン時代の活躍から、この殿堂

で表彰を受けています。

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ニュージャージー・スポーツ殿堂、その１

ニューヨーク州の隣のニュージャージー州には、広大な「メドウランド・スポーツ・コンプレック

ス」があります。そのひとつがアイスホッケー、ＮＢＡバスケットボール、コンサートなどが

開催される「コンチネンタル・エアライン・アリーナ」です。２００７年秋には、新スポンサーと

交代。「イゾット・センター」（ＩＺＯＤ　ＣＥＮＴＥＲ）に改名。そのアリーナ入り口のチケット売り場

壁面に、この「スポーツ殿堂」が飾られています。

だれでも無料で、自由に見学できます。すでに、掲額されている、ニュージャージー州関係の

スポーツマンは２００人余にもなっています。

ここを見学するのは、交通が問題です。試合開催日には、ニューヨーク・マンハッタンにある

ポートオーソリテイ・バス・ターミナルからアリーナ直行のバスが運営されていますが、

私が取材に行ったときは、ノン試合日だったのでバスもなく、やむなく、マンハッタンから

タクシー利用でした。リンコルン・トンネルをくぐり、メドウランドへ行くには時間は掛かり

ませんが、取材の待ち時間を入れて、往復１００㌦（約1万５００円）でした。

この殿堂は、１９８８年に発足。第1回の選考は１９９３年。このニュージャージー住人で

自らの殿堂「ヨギ・ベラ・スポーツ殿堂兼教育センター」を開設している、ヤンキースの

花形、ヨギ・ベラ捕手でした。州の名を高め、半世紀もこの住人である、ベラこそ、

ニュージャージ－州の功労者ではないでしょうか。

同じ１９９３年の選考メンバーには、ヤンキースの”スクーター”とも呼ばれた名遊撃手、

フィル・リズトー。身長１６７㌢の小柄ながら、１９５０年のア・リーグＭＶＰに選ばれたほどで

背番号「１０」はヤンキースの欠番になり、現役引退後は解説者に起用され、軽妙な

話しぶりが人気を呼び、４０年間もヤンキース放送を続けた野球人です。

同じ１９９３年組には、ニュージャージー州出身のジョー・メドウィック外野手（カージナルス）

もいます。ナ・リーグＭＶＰ、オールスター9回選出のバッターです。

さらに、もう1人は中日ドラゴンズでもプレーした、ラリー・ドビー外野手。州の3大スポーツ

で高校時代にＮＯ・１の活躍を見せ、アメリカン・リーグ初の黒人選手第1号になった、伝説の

スターでした。

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シアトルのハッチ賞、その３

ハッチ賞は毎年1人ずつ選考していますが、頭部動脈瘤手術から再起、見事に首位打者を

取る活躍をした、ジョン・オルルー一塁手（マリナーズで引退）は、１９９３年の選考です。

右腕がない障害のハンディにも負けず、高校、大学、プロで投げ抜いた左腕、

ジム・アボット投手は、エンゼルス、ヤンキースで力投。大学時代、日米大学野球で

来日、その闘志あふれるプレーを見せたのは、記憶に新しい投手です。１９９５年に

受賞しました。

完全試合を達成した、ヤンキースのデビッド・コーン投手も、血行障害のハンディを克服

してのピッチングを評価され、１９９８年、このハッチ賞を受賞しました。

２００１年のテイム・サルモン外野手は、「障害を越えて、家族、チームに勇気を与えた」と

表彰文に書かれています。２０００年にはジェイソン・ジオンビー一塁手も受賞。レッドソックス

の右腕エース、カート・シリング投手もサルモンと同じ２００１年の同時受賞でした。

ジャイアンツの大ベテラン、オマー・ヴィスケール遊撃手は１９９６年の受賞。今月、足の

手術から再起、４０歳を超えても溌剌とプレーしています。

この野球カード・レプリカ額は、簡素ですが、そのカードの下には、受賞を称える

紹介文が書かれ、何故受賞したのか、良く理解できる仕組みになっています。

額の上段、先頭には、ハッチンソン監督のレッズ時代のユニホーム写真が掲げられ、

その左にマントル、右にコウファックスの両輪が並んでいます。

2列目以下は1列6人の編成。３６人が並んでいます。今後、受賞者が増えれば、

額を増設する予定です。

ハッチンソン・センターは、さらにガン研究センターの増設工事を進めており、レッドソックス

でガン（悪性腫瘍）手術から再起した、ジョン・レスター投手も、このセンターでの完璧な手術、

リハビリ治療が成功した、と言われています。

この額があるエール・ビル（ＹＡＬＥＥ）は一番ダウンタウン寄りの場所にあります。

受付で案内を請えば、簡素な案内パンフレットも用意されています。マリナーズの試合観戦に

行く方は、このハッチ・センターへも、足を伸ばしてみて下さい。

隣接するワシントン州立大学の広大なキャンパスは驚くほど。大学野球部の専用球場も

大学敷地内にあります。日程を調べて、観戦することもできます。

シアトルは、じっくりと、時間を掛けて楽しむ町、だと思います。

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シアトルのハッチ賞、その２

ハッチンソン監督の信条は「常にハードに働く者は報いられる。手を抜けば、いい結果は

得られない。楽をしていては勝てない」でした。このハッチンソンの言葉を生かす選考は

選ばれた選手の顔ぶれを見れば分かります。

選考は、監督の遺志を受けて、3人の著名なスポーツ・メディア関係者が当たり、

ハッチンソンの努力、忍耐、不屈の闘志、精神を受け継いだ者を選ぶ選考方針は、一貫して

続いています。初代の受賞者（１９６５年）は、足の故障にも負けず、頑張り抜いた、

ヤンキースの看板打者、ミッキー・マントル外野手でした。

ハッチンソン監督は、レッズ監督の2年目、１９６１年に初優勝。ヤンキースとのワールド・

シリーズに挑みましたが、1勝しただけで敗退。この年は「ＭＭ砲」の言葉が生まれた年。

マントルとコンビだった、ロジャー・マリス外野手が、ベーブ・ルースの不滅、と言われた

年間６０本塁打記録を書き換え、６１本の新記録を作った年でした。

このシリーズでは、マントルは足が思わしくなく、2試合プレーしただけ。マリスも本塁打1本

でしたが、ハッチンソンの夢を砕いたコンビだった、のは間違いありません。そのマントルを

選んだのも、何かの縁でしょうか。

１９６６年は、左腕の血行障害を克服して投げた、火の玉、と恐れられた、ドジャースの、

サンデイ・コウファックス投手。さらに、3冠王、カール・ヤストレムスキー外野手

（レッドソックス）、最多安打王、ピート・ローズ内野手（レッズ）が続きます。

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