レツズは24日、今季初めてナ中地区の単独首位へ。
今季初の6連勝。東地区の首位争いを続けている、ブレーブスに
4連勝スィープの快挙。シンシナチでブレーブスを4連続スィープしたのは
1980年以来32年ぶりのできごとです。
当時は昔の「リバー・フロント球場」時代。6連勝は中地区優勝した
2010年8月以来、2年ぶりです。
この日のヒーローは試合を決める満塁本塁打した、新人捕手、
デビン・メソラコ。23歳。2007年のドラフト第1指名のホープ。
当時、140万㌦のボーナスで入団。しかし、故障続き。ひじ手術、
親指、腕を痛め、デビューは遅れていましたが、昨年3Aのルイビル
で活躍。ようやく昇格したのです。
今は盗塁刺殺率もグンと向上。この日は左翼へファウルすれすれの一打を
打ち込む快打でした。「あれがスタンド入りで運も味方した。これで
まず一歩を踏み出した」と、カーテン・コールに応えました。
レッズ新人の満塁アーチは、2008年のジェイ・ブルース外野手
(今5番打者)以来、4年ぶりです。
ナMVPになった3番のジェイ・ボット一塁手と、ともにみんなマイナー育ち。
期待の新鋭がチームの中心になる、今のレッズは、
ポスト・シーズンの楽しみがふくらみます。
了