レッズは1998年から続けてきた、フロリダ州サラソタから、アリゾナ州グッドイヤー
の新設トレーニング・センター(育成コンプレックス、施設)へ移転してきました。
ここはグッドイヤー市が2008年4月、3300万㌦(約30億円)を投じて新設
した広大な野球タウンです。
メイン球場「グッドイヤー・ボールパーク」は収容1万311人。
メイン・スタンドには屋根も付き、球場からやや離れた場所を開発した「育成施設」
には、6面のフル稼働球場、2面のハーフ・フィールドがあり、ここは、昨年から移転
したインディアンスがキャンプ中ですが、2つの球団が全く同じ広さの練習施設を持つ
立派な施設です。
レッズはホーム・ページのビデオでセンター施設内部を公開していますが
、トレーニング・ルーム、野球用具室、風呂も完備し、感嘆するような素晴らしさです。
両球団の施設の中間にクラブハウスも建ち、チーム宿舎はグレンデール市
のホテルです。
レッズはフロリダからアリゾナへの移転は初めてですが、市と20年間のリース
契約し、ここを安住の地、と決めたようです。
キャンプには、元レッズのOBも続々参集。MVPを受賞したバリー・ラーキン
内野手もレッズに復帰、臨時コーチで参加。シーン・ケイシー一塁手
も同じサポートを続けています。
すでに開幕投手は、5年連続アーロン・ハラグ投手、と公表されています。
キャンプ参加は59人、次第に絞られてゆきます。万年Bクラスのレッズ。
新天地で心機一転はできるでしょうか。
了