松原 明の大リーグ

残念な殿堂入り試合の中止

この前「クーパースタウン殿堂入り表彰式ツアーのお知らせ」を書きましたが、

ＭＬＢは「今年度を最後に、メジャー球団参加のクーパスタウン記念試合行事を

取り止める」と、明らかにしました。

ＭＬＢボブ・デュパイＣＯＯは「両リーグの日程は過密になるばかりで、

殿堂入り試合に出場できるチームを探すのは至難のワザ。これからは、伝統ある

記念行事だから何らかの形で存続させたいが」と、言っています。

今年度はカブスと、パドレスが対戦します。１９８４年、ナ・リーグ・シリーズ

で戦った相手。６月１６日、月曜日、午後２時にダブルデー・フィールドでプレーボール。

正午からメイン・ストリートのパレードに続いて、１時からホームラン競争

が予定されています。

例年は、ア、ナの対抗戦の形でしたが、この４年間は同じリーグ同士の対戦です。

パドレスは１５日（日）クリーブランドのデーゲームのあと、ヤンキー・スタジアム

への移動日を利用。カブスもトロントでのデーゲームのあと、ボルチモアへの

移動日に、クーパースタウンへ寄ります。ともに、前夜の内に空路とバスで

クーパースタウン入りする予定です。まさに過密日程。

カブスはホーム・チームで一塁側ベンチ。パドレスは三塁側。１、３塁スタンド席は

１２・５０㌦（約１３８０円）外野芝生席は１１㌦（約１１７０円）。

前売りは３月８日の１日だけ。９５７１人収容と狭い球場なので、

電話予約で即座に完売ではないか、と予想されます。

殿堂入り表彰式に付属した記念試合は２００３年から独立、６月に単独開催されていますが、

山間のクーパースタウンは、意外に雨が多いのが難点。

第１回の１９４０年以来、雨中止３回、コールドゲーム４回、

ノーゲーム、引き分けが各１回。さらに、戦争、スト、フライト欠航で各１回中止があります。

綱渡りのような開催なので、今年も、どんなハプニングがあるか分かりません。

これで見納めなら行きたい気もしますが。

了

アトランタ・ターナー・フィールド、その４

ターナー・フィールドの「ブレーブス博物館」には、歴史的記念物

が展示されています。

１９５４年にチームの移動用に使っていた、寝台車、です。

「かってはこの列車で試合地を転戦していた。説明や写真よりも、実物

を展示して、車内を見学してもらえば、当時の体験ができるはず」と、この

博物館の設計、施行担当のテッド・ライアン氏のアイデアだ、そうです。

ステンレス製の車体は白銀に輝く見事なもの。各地の博物館を

見学したライアン氏は、鉄道発祥の地、ボルチモアの「鉄道博物館」

（インナーハーバーから５ブロック先のプラット通りに立派な建物があります）

から、１９８２年に引退、博物館入りしていた、この寝台車を借り受けてきたものです。

交渉から搬入まで約2年半もかかりました。

狭い車内にはダブルベッドが４つ。起きると折りたたんでソファに

切り替えられますが、大男がここで生活は大変だった、と、往時を

思い出させます。若者は先輩の話を聞く、新人教育の場、にも

なった、と言われます。

車内へは階段で入り、自由に見学できます。当時の選手のナマの声

もイヤホーンで聴くことができます。

列車移動はボストン時代まで、で終了。まだ白人、黒人の同室は禁止され、

白人専用だった、と言われています。

館内には、１９１２年当時の木製ダグアウトも置かれ、

ボストン時代のユニホームは、いかにも重そうなフランネル生地

で、白のホーム用は胸に赤でＢの刺繍入りです。

球場には「ブレーブス・アートワーク」の様々なペイント、展示

があり、球場全体を、いかに、ファンにアピールするか、工夫

を凝らしているブレーブスです。昔からの歴史、伝統を、きちんと

整理している姿は、好感が持てました。

了

アトランタ・ターナー・フィールド、その３

ブレーブス・ミュジアムの第1回殿堂入りは、候補者が多く、難航

しましたが、初代に選ばれたのは4人。ハンク・アーロン外野手、

通算512本塁打したエディ・マシューズ三塁手、ナックルを武器に

３１８勝したフィル・ニークロ投手、左腕最多の３６３勝したウォーレン・スパーン投手。

だれも「この人たちなら」と、納得する人選でした。

1997年8月２０日の表彰式には、当時のオーナー、テッド・ターナー氏を始め、

ブレーブス首脳、アレン前市長、キャンベル市長ら多数が参列しました。

すでにクーパースタウン殿堂入りしていた４氏とも、自分たちがプレーした、

ブレーブスの殿堂入りは、やはり、うれしかったようです。

４スターが活躍した当時のチーム付きアナウンサー、アーニー・ジョンソン氏が

その昔を思い出させる名調子の実況放送の形で司会進行。

集まった多数のファンからは、盛んな拍手が贈られました。

この博物館に掲げられている表彰額は油絵です。それぞれ、

現役時代の勇姿を描いたもの。4人にはレプリカ絵が贈呈されました。

この博物館は通年オープンしていますが、場内見学ツアー

とセットで、野球シーズン（4月ー9月）は午前9時から3時まで。

日曜日は午後1時から3時まで。放送席、記者席、クラブハウス、

ダグアウトをガイド付きで回り、ショップで解散。大人１２㌦。

しかし、ツアーは時間が限られているので、駆け足で回るために、

博物館をゆっくり見ていられない、のが難点です。

博物館を観賞するのが目的なら、大人５㌦でゆっくりと楽しめます。

ツアーに参加せず、試合のチケットを買い、観戦の合間に、この

博物館を覗くのなら、大人2㌦でＯＫです。

博物館の案内は、ブレーブスのホームページ（www.atlanta.braves.com)

でターナー・フィールドをクリックすると、詳細なガイドが出ています

ので、参考になさって下さい。

了

は午前9時から3時まで。

アトランタ・ターナー・フィールド、その２

アトランタ市は東西、南北の２つの地下鉄路線が充実して

います。ハーツフィールド国際空港から南線が直結。

市内中心部へ楽に行けますし、北部へはバックヘッドのレノックス・スクエアの

巨大モールへも結ばれています。東西路線もストーン・マウンテン・パーク

へも行かれます。地下鉄電車にはＮ（北部行き）Ｓ（南部行き）

Ｅ（東行き）Ｗ（西行き）と明示されているので、乗り間違うことはないでしょう。

料金は1㌦７５㌣（約１８０円）で便利。バスをうまく利用すれば、この

アトランタ自慢の公共交通ＭＲＴＡで、ほとんどの地域をカバー

できます。

ターナー・フィールドへは、東路線の「ジョージア・ステーツ駅」下車。

キャピタル通りを真っ直ぐに歩けば、ターナー・フィールドはすぐに見えて

きます。徒歩１０分でＯＫ。デーゲームの天気の良い日なら、左右

の店を眺めて歩くのは楽しめます。ただし、夜間の徒歩は危険。

試合日は地下鉄の東西、南北の交差点、「ファイブ・ポイント駅」から

シャトルバスが、開始2時間前から運行。ナイターの日は、この

シャトル利用が安全。試合後は7回ごろから、ファイブ・ポイントへ

戻るバスもスタート。無人になるまで運行されます。料金は

同じです。

外野後方の広場へ着けば、ここには、過去の大スターの銅像も建ち、

通路にはめ込まれた「ウォーク・オブ・フェイム」もあります。

スターが歓迎する野球場。それがターナー・フィールドです。

了

アトランタ・ターナー・フィールド、その１

ジョージアへ来たら、アトランタ・ブーブスのホーム「ターナー・フィールド」

アトランタ市を訪問したい、と思います。

ブレーブスはボストン、ミルウォーキー、アトランタ、と移転。このターナー・フィールドは

１９９７年4月4日、カブスを迎えて竣工第1戦を行い、５－４で記念の初戦を飾りました。

１９９６年のアトランタ五輪メイン会場として建設された陸上競技場を、半年間の

突貫工事で野球場へ改築したものです。

ブレーブスはお隣の「フルトン・カウンテイ・スタジアム」から引っ越して、

以後、専用ホーム球場になりました。

ＮＦＬのファルコンズは、フルトン時代の１９６６年から同居していましたが、

１９９１年に新設された「ジョージア・ドーム」へ移転しています。

ブレーブスをミルウォーキーから誘致に成功したのは、先代市長、イワン・アレンＪ氏。

財政的に行き詰まっていた、ブレーブスを大リーグに無縁だった、南部へ

引っ張りました。「誘致に成功すれば、すぐに、スタジアムを建設する」

公約を掲げて市長に当選。その言葉通りに、わずか1年でフルトン・カウンテイ・

スタジアムを完成させた、行動派の功労者です。

そのアレンさんの名前を記念した「ブレーブス博物館」が、

ターナー・フィールドのセンター後方に建設した、チケット販売センター

ビルにあります。

この博物館は、野球場開幕から4ヶ月後の8月２０日、正式にオープンしました。

ブレーブスの歴史や、殿堂入りのスターを展示するだけでなく、青少年の教育ツアーを

常時開催しています。

開館当時、アレン氏は市長を引退していましたが、テープカットに招かれた

とき「ブレーブスの主砲、ハンク・アーロンは南部アラバマ出身。アトランタ

で郷里のファンの前でプレーすれば、さらに活躍できる、と信じて

ブレーブスを誘致し、球場も建設しました。私の決断は間違いではなかった、

と今も確信しています」と、回想していました。

フルトンカウンテイは、ターナー完成後に完全に取り壊され、跡地はターナー球場

駐車場、として使用されています。

了

ジョージア・スポーツ殿堂、その４

ジョージア・スポーツ殿堂は、「ジョージア生まれ、出身者に限る」、

という規定はありません。関連の人も殿堂入りしています。

プロ野球へ門戸開放した１９６４年の殿堂入り第１号は、クーパースタウン殿堂入り

しているルーク・アプリング遊撃手ですが、彼は、「マイナーのアトランタ・クラッカーズで

プレーした」という理由の選考でした。２０年間、首位打者２回、通算打率・３１０。

ファウル打ちの名手で投手泣かせの選手、だった、と言われています。

クラッカーズ出身者は、あと、捕手でプレー、ブレーブスの副会長だった、

ポール・リチャード。引退後にクラッカーズ監督就任のセシル・トラビス

遊撃手もいます。

昔、アトランタ・プレップ・ボールでプレーした、カージナルスの名遊撃手、監督

だったマーティ・マリオンも選ばれました。

珍品は、マイナーのメイコン・ピーチャーズでプレーしたころの、ピート・ローズの

チーム集合写真。タイ・カッブの自筆手帳も、ここにしかないものです。

玄関を入り左手のグッズ・ショップは「ザ・ロッカー・ルーム」と呼ばれ、

定番のＴシャツ、帽子、ボールの他、野球関係の書物も多く、貴重な

写真、ビデオとともに販売しています。

アトランタ五輪などの歴史説明には、タッチ・スクリーンのテレビ4台が

便利。これは2階にあります。

ここに来たら目の前の「音楽殿堂」も覗いてみましょう。

チケット（現在は値上がりして大人８㌦。両館とも同じ）。ゴスペル、

ロックンロール、ジョージア音楽のすべてを展示、演奏や、ジュークボックスなど。

隣にスーパーが1軒あるので、水、パンなども買えます。

ともに毎日オープン。午前9時から午後5時まで。

殿堂から、４ブロック、徒歩１０分先にに「クラウン・プラザ・ホテル」があります。

レストランも完備。泊まるならここがベスト。１００㌦台で宿泊ＯＫ。

タクシーも頼めます。

桜の季節に訪問してみては（一泊すればメイコン市をゆっくり楽しめます）

いかがでしょうか。

了

ジョージア・スポーツ殿堂、その３

ジョージア・スポーツ殿堂（正式には殿堂・博物館）のタイトルは

「リメンバーリング・ザ・グレイト」（偉人を称えよう）となっています。

１階は円形の広場。事務所が入り口に。左右から２階へ通じる階段、劇場。

ジョージア室があります。殿堂入りの方々の掲額がまとめて左側の壁に展示され、

天井から１階までびっしりと並べられています。

グレート・モーメント、プロ・スポーツ、五輪関係（特にアトランタ五輪）、

などの展示が展開しています。

全体で展示品は３０００個。地元の名門大学、ジョージア大、ジョージア工科大も

独立し、地元高校のコーナーと並んでいます。

２００８年の９人を含め、これまでの殿堂入り方々は３７６人にもなりました。

博物館が「この殿堂入りのベスト偉人はだれか？」の投票を行ったところ、

１位はハンク・アーロン外野手、次点がＮＦＬのハーシャル・ウォーカー、

３位にはタイ・カッブ外野手が入りました。

３代目の館長・エキゼクティブ・ディレクター、ジャックリン・ディセルさんは

「ジョージアには、いかに偉大なアスリートが多いか、これをご覧に

なれば、一目でお分かりになると思います。市民、州民の方々に

良く歴史を理解して頂けるように、展示に工夫を凝らしました」

と、説明しています。

アーロンはアラバマ殿堂入りしていますが、ベーブ・ルースの

不滅、と言われた歴代最多本塁打を抜いた瞬間、１９７４年

４月８日の開幕戦、７１５号アーチの再現ビデオが、２階ホール

入り口常時観賞できます。

そこに添えられている地元紙の１面記事には「彼に速球を投げ

るのは、蛇に飲み込まれるようなもの。体がすくむように

吸い込まれてしまう」と、カート・シモンズ投手のコメントがありました。

アーロンは各地の殿堂入りしている人気選手です。

吹き抜けの天井からは明るい陽光が差し込み、建物にはガラスが

多用されているのいで、場内はどこも大変見やすい、来館者には

うれしい、フレンドリーな殿堂です。

了

ジョージア・スポーツ殿堂、その２

タクシーでジョージア・スポーツ殿堂へ行く途中、

運転手はこう言いました。「お客さん、この辺りは、治安が悪い

ので、気をつけてくださいよ」。私はぎょっとしましたが、なるほど、

殿堂へ着くと、人影がありません。音楽殿堂の周辺も同じ。

「これは、万一のことがあっては大変！」。運転手は「約束の時間

に来てあげるから、ここに居てください」。

しかし、何事もなく、無事に空港へ戻りました。やれ、安心、

と思うと、心配は飛行機の欠航。この路線は乗客が少ないためか、

デルタ航空はよくキャンセルするそうです。アトランタから日帰りの

強行軍だったので、欠航されては一大事。しかし、これも、無事に

済みました。

メイコンで大発見がありました。

「3月に盛大な桜祭がある」というビッグ・ニュースです。私は、全く

知らなかったのですが、ホーム・ページをチェックしているとき、

「メイコン桜祭り」というブログを発見。筆者は江戸っ子、深川生まれ

のＭＯＲＩＴＡ・ＡＫＩＲＡさん。ダウンタウンからやや離れた住宅街を探し、

見事な桜並木にたどり着いて眺めたとき「これだ！」と、感嘆したそうです。

約半世紀前、ワシントンのポトマック河畔の桜並木の美しさに

感激した、メイコンの実業家が、ソメイヨシノの植樹を決意、遺族と、市民

が協力して完成、した、といわれます。桜並木の立派な写真入りです。

ダウンタウンのビジター・センターで見どころマップと、桜祭の

パンフレットを配ります。

私は桜の3月にメイコンを訪問したのではないので、後の祭りでしたが、

ポトマックと比肩するほどの名所なら、次回は、是非、3月中旬

（その年によって少しずれるようです）に訪問したい、と

思います。ＭＯＲＩＴＡさんの記事はwww.geocities.jp/alsterm/profil-com.html

にあります。また、www.maconga.org にも案内があります。

了

ジョージア・スポーツ殿堂、その１

ジョージア州には、お隣の「アラバマ・スポーツ殿堂」に、負けない

立派なスポーツ殿堂があります。

ジョージア州中部の都市、メイコン（ＭＡＣＯＮ）市のダウンタン

（３０１　ＣＨＥＲＲＹ　ＳＴＲＥＥＴ、ＭＡＣＯＮ）にある「ジョージア・スポーツ殿堂」です。

１９９９年４月２３日にオープンしました。

「州の高校生、青少年教育のための施設を」の目的で、１９５６年に創立。

当初は、州の実績を残した高校生、監督、コーチ、地方功労者を

表彰するためでしたが、「広くアマ、プロ全体を通じて州の発展に、

偉大な功績を挙げた人物」と、表彰規定が１９６３年から拡大され、

ジョージア州の生んだスターが、相次いでこの殿堂入りするように

なりました。

このため、収容できなくなり、１９９４年「州立スポーツ博物館」

建設運動運動が起こり、１９９７年６月１０日、州の中心部のメイコン市

に着工。２年間で竣工しました。当初の予算６４０万㌦から１８０万㌦

が追加承認。（当時合計約９億８０００万円）州議会の後押しで

実現したものです。赤煉瓦の外壁。２階建て。まさに”威風堂々”

という感じの見事なビルです。

この一帯は「ミュージアム地区」と定められ、隣には「ジョージア音楽殿堂」も完成。

さらに「ジョージア子供博物館」の建設の予定されている、広々とした公園

になっています。

メイコンは１８３２年に市になり、１７５年もの古い歴史があります。

町の誕生に力のあった、政治家・ナサニアル・メイコン氏の名前が付いた、

と言われています。

２０００年の統計では、人口３２万２５４９人。年々増加し、発展の一途

をたどっています。州の農産物共進地。豊かな農業地帯で他の産業も盛んです。

メイコン・ハーバード・スマート空港は、平屋建ての簡素な地方空港。

アトランタから小型機で約５０分で到着。デルタ航空便が１日２便しか

ありません。あとは路線もなく、アトランタから車（約１２０㌔）で往復来する

人の方が多いようです。空港には、バスもタクシーも何もナシ。、食堂もお客が

いないので閉まったまま。レンタカーの受付カウンターがあるだけの寂しさ。

私は「えらいところへ来た」と、呆然としましたが、空港出口に呼び出し電話

を発見。タクシーを頼むと、時間はかかりましたが、やっと１台来ました。

「スポーツ殿堂へ行きたい」と、運転手にアドレスを渡すと、

「ＯＫ。少し遠いが、１５㌦でいいよ」と、気さくに走ってくれました。

さらに「キミが空港へ戻るなら、時間を見て、迎えに来てやるよ」と、その

親切なサービスには感謝しました。これもぴたりと約束の時間通りに迎えの車。

いいおじさん、に出会いましたネ。

了

アラバマ・スポーツ殿堂、その３

ウィリー・メイズは１９７９年、ハンク・アーロンは１９８０年に

この殿堂入りしました。メイズは同じ年、アーロンは１９８２年に

ともにクーパースタウン殿堂入りしています。

同じジャイアンツのウィリー・マッコビー一塁手も、アーロンと同じ

モービールの出身。アラバマ州クリオ出身の３２４勝した、ドン・サットン投手

も、この殿堂には１９８７年に当選、クーパースタウンには１９９８年に

念願かないました。

アラバマ出身でなくても、殿堂入りしているのは、カージナルスの

二塁手で活躍。監督にもなった、エデイ・スタンキー。南アラバマ大学

を２年間指揮した縁で、１９７７年にこの殿堂入りしました。

南部の州なので、黒人スターが圧倒的に多く、あと白人では、

バーミングハム生まれのボビー・ブレガン監督。

さらに、通算２７７本塁打したルデイ・ヨーク一塁手は、バーミングハムに

近い小村、ラグランド出身。１９７９年にこの殿堂入りしました。

アラバマの名門大学、オーバーンでハイズマン賞を獲得、ＮＦＬ、

ＭＬＢの両方で活躍、”二刀流”で有名になった、ボー・ジャクソンの、

数々のトロフィーが展示されています。

１階の右側にはグッズ・ショップ。写真、レプリカ、絵など多数

販売しています。３階にはスポーツ関連図書の多い図書室（閲覧自由）。

入館料は大人５㌦、シニア４㌦。毎日午前９時から午後５時まで。

日曜日だけは午後１時からです。

空港の１階出口にあるヴィジター・センターにはインフォーメイションも

多数用意されているので、ここで、ダウンタウン地図を手に入れて下さい。

市内４番街にもヴィジター・センターはあります。

５番街の「オートバイ博物館」８番街の「美術館」も、時間があれば

楽しめます。

ホームページのwww.ashof.orgで調べれば、さらに意外な発見もある、と思います。

了