ナショナルズは、ステファン・ストラスバーグ投手の今季の
投球イニングを「180」以下に抑える、と、起用方針を
明らかにしなした。
すでに145回3分の1を投げているので、9月に入ってから
2,3試合は先発をパス。十分な間隔を空けて起用する、という
決定です。
15勝5敗、防御率2・85、エースにふさわしい、堂々たる成績を
挙げていますが、2年前の8月、トミー・ジョン手術を受けて、
まだ、1シーズン投げるのは初めてなので、無理はさせない、
配慮です。ナショナルズは2位・ブレーブスに「6・5差」もつける
独走態勢なのも、余裕がうかがわれます。
この裏には、大物代理人、スコット・ボラス氏の助言もある、と
言われています。ボラス氏は、多くの資料を集め、「投げ過ぎは良くない。
30歳を過ぎてからガタンと落ちる」と、説明。この例外は300勝投手
グレッグ・マダックス1人しかいない」と、説いています。
ナショナルズがボラス助言を受け入れたかどうか、は定かでは
ありませんが、「まだポスト・シーズンもある。完調で投げないと、
駄目になる。チームも個人も」という主張は、余裕があるからこそ
のことです。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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