打撃不振のアルバート・プーホルス一塁手は、5日のブルージェイズ戦
で今季初めてベンチ。コメントを取ろうと、常駐記者が殺到しましたが、
プーホルスは「監督に聞け!オレが打順を決めているんじゃない!。オレに
聞くな!」と、険しい声で寄せつけませんでした。
同僚のベテラン、トリイ・ハンター外野手は、声を潜めて言います。
「彼はベンチに座って試合を眺めるのはイヤなはず。苦痛だよ、本当に。
試合に出てきっかけをつかみたいんだ。オレもベンチ、と言われればイヤさ」
と、不振のプーホルスを思いやりました。
CBSの報道です。
これで、昨年(カージナルス時代)から33試合、137打席ノー・アーチ。
まさに「歌を忘れたカナリア」です。
マイク・ソーシア監督は「彼は非情に苦しんでいる。見ていても、イライラ
しているのが良く分かる。だから今日は休養させた。1日、休むめば
きっかけをつかむかもしれない。明日のアルバートは変わるはずだ」と、
決断した自分に言い聞かせるようなコメントでした。
この日は、ブルージェイズに6-2の快勝。元のポジションに戻った
トロンボ一塁手が2安打、本塁打した活躍が大きかったのです。
「今の自分は本当の姿ではない。自分で扉をこじ開ける。
セントルイス時代と同じようにやる」と、プーホルスは落ち着いて
から話ました。さて、明日はラッキー・サンデーになるでしょうか?
了
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