看板スター、フィルダー一塁手がタイガースへ去り、MVPのブラウン外野手
も禁止薬物使用疑惑で灰色のまま。いきなりピンチを迎え、中地区
連覇は?になった感じのブリュワーズです。
フィルダーの後釜の4番には、カブスFAのアラミス・ラミレス三塁手を獲得
しましたが、フィルダーの抜けた一塁には、マイナーから昇格3年目の
マット・ガメル三塁手を起用予定です。
遊撃にはベタンコートに代わるアレックス・ゴンザレスを入れ、内野は
リッキー。ウィークス二塁手以外は、ガラリ一新です。
もうラミレスも33歳。いわば、カブスが見限った?男なので、果たして
4番が務まるかどうか。それに、ラミレスはスロー・スターター。
毎年出足が遅いのです。
ガラード、グリンキーの先発両輪は健在。遅れていたマルコムも間に合い、
ウルフ、ナバーソンも無事。抑えのアクスフォード、Fロドリゲスのコンビも不動。
投手陣は何の心配もない中地区一番の充実ぶりなので、あとは
打線だけです。
「ガメルは三振も多く、守備も不安定。一塁へ転向しても、
とてもフィルダーのようにはいかない」と、レギュラー定着に疑問視する人もいます。
新打線を盛り上げるのは、新打撃コーチ、ジョニー・ナロンの腕次第です。
前売り人気は上々。今季も年間300万人超えは確実なファン
のサポートは大きな力です。
今季も地区優勝に近い存在なのは間違いありませんが。
了
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