全米の注目を集まる、ダルビッシュ有投手は、7日、ピオリア(アリゾナ州)
のパドレス戦で先発、2回を36球(ストライク26)2安打(ともに二塁打)
無失点。三振3個を奪い、持ち玉をテストするデビューは成功でした。
ナインは開始前「固くなるなよ」と、激励。本人は「OK、OK」と落ち着いてのマウンド
でした。
100人を超えるメデイアの中、このプレッシャーを撥ねのける精神力は
すごいものです。
「やはりアリゾナは空気が乾いていて打球が飛ぶ」のを実感。ではどうしたら
いいのか、変化球を自在にあやつり、そのテストをしたような感じでした。
それに、軽快な動きでゴロをさばき、「まるで遊撃手のようだ」と、
マダックス・コーチがほめる守備のセンスも見せました。
ノーラン・ライアン会長、ロン・ワシントン監督も「彼の始動は無事に
できた。このまま進んでもらいたい」と、満足そうでした。
相手のパドレスは「速球が甘ければスタンド入り、するゾ、というプレッシャーを
与えた。今後、どう変化してくるかな」という観察です。
さて、次回はインディアンス戦の先発。どんなに進化して行くか
ダルビッシュは本当に楽しみです。
了
コメント