ドジャースは28日、グレンデール(アリゾナ州)で全員スタート。この日、
ナインを集めた、ドン・マティングレー監督は「ロサンゼルスはドジャースだ。ウチ
こそ、ロサンゼルスの代表である」と、伝統の意識を強くナインに
訴えました。ESPNコムのキャンプ・リポートです。
主力打者のマット・ケンプ外野手も「その通り。エンゼルスがロサンゼルスの
チームとは思わない。彼らの応援グッズ、ラリー・モンキーも嫌いだ」
と、強烈な対抗意識がありあり。
エンゼルスは地名の「アナハイム」を名乗っていたのですが、わざわざ
「ロサンゼルス」を先頭に持ってきたのは、ドジャースを追い越したい
願いがあるのは確かです。
オフに大金を投資し、アルバート・プーホルス一塁手、C・J・ウィルソン投手
を獲得。話題をさらっているのが、ドジャースには気に入らないようです。
監督は「私は長い間、ヤンキースにいたが、ニューヨークは何と言っても
ヤンキース。断じてメッツではない。今のドジャースと、エンゼルスは、
ちょうどそういう関係になる」とも、追加しました。
さらに「チーム強化に奔走したモレノ・オーナー、常にプレーオフを目指すチーム
を作り挙げてきた、ソーシア監督、この2人の偉大な実績には
十分敬意をはらうが」とも言う気遣いも見せました。
同じアリゾナ・キャンプで始動した、ソーシア監督は「ウチはいまは他球団のことは
視界にはない。いかに、ウチのチームを進めるか、最大の努力を
続けている」と,ライバルの無用の挑発は避けたい、ようです。
昨年のドジャースは、西地区3位に落ち,チームの身売りもまだ未定のまま。
苦難の中から立ち上がるところです。
了
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