ヤンキースのクローザー、マリナノ・リベラ投手は、20日、タンパ(フロリだ州)
のキャンプで始動しましたが、2年契約が切れる今季オフの引退をそれとなく
暗示しました。
「昨年12月、声が出ない最悪の事態になったとき、声帯の手術を受けたが、
オレはガンでもうだめか、と狂いそうになったこともある。約1週間も話が
できなかったのは辛かった」
と、苦しかつたオフを振り返りました。
しかし「辞めるときは、自分ではっきり言う。引退全米巡業などは
したくない。投手はいつも競り合う100%の状態でいたい」とも言うのです。
もう42歳。昨年は44セーブ、防御率1・91の素晴らしい成績。
キャッシュマンGMは「マリアノは何も心配ない。やれる」
と、信頼していますが、揺れ動くリベラはどうなるか、
だれにも分かりません。
「もし,辞めたら?マイナーの若手に投手術を教えたい。
メジャーのコーチはしない。若手はいい教えを飢えているから」
すでに、昨年で歴代最多セーブ王になった、史上最高の
クローザーです。最後の年は、どこまでやるか注目です。
了
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