パドレスは年末12月31日、ホワイトソックスのパワー・ヒッター、
カルロス・クインテン外野手を、2人のマイナー選手との交換
で獲得、最下位からの脱出へ、チーム再建の第1歩です。
クインテンは、サンディゴ出身の地元選手。2000年には
「サンディゴ男子アスリート賞」を受賞。サンディゴ大学高校当時は
3つの州スポーツの花形だった男です。(大学はスタンフォード)。
ダイヤモンドバックスからホワイトソックス入り、いわば
故郷に錦を飾る形の凱旋トレードになりました。
29歳の働き盛り。本来なら、チームの主軸として、キープすべき
選手ですが、今年は年俸調停の資格ができ、年末FAになる
ので、「今のうちに商談をやってしまおう」というホワイトソックスの
狙いがあったのではないでしょうか。
投書には「もう3Aのチームに成り下がったのか!」と、
ホワイトソックス首脳を糾弾する、手厳しい声も殺到
しています。
左腕・バーリー、フレイザー、サントス、ら出て行く選手ばかり
のホワイトソックス。今季は戦力減でピンチではないですか。
パドレスの新GMジョシュ・バーンズは「貧打のチーム改革に
これが第1歩。クインテンは必ず故郷に帰って大活躍する、
と、信じている」と、コメントしました。
昨年は71勝91敗の最下位。チーム打率・237、91本塁打は
ともに最下位。593得点もワースト2位、リーグ2位のい1320
三振も記録したパドレス。
「ペトコ・パークは広いが、私は、ここで打撃のコツをつかんで
いるから大丈夫。広い球場の方が伸び伸びやれるさ」
と、やる気十分のクインテン。ダイヤモンドバックスに続いて
パドレスも最下位からの優勝を目指せるか、どうか、お楽しみ
です。
了
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