大リーグのオーナー会議は11日から2日間の予定で、アリゾナ州
パラダイス・バレーで開幕。初日に理事会は、「バド・セリグ・コミッショナー
の任期を2年延長、2014年まで務める」、ことを決めました。
12日の総会での承認を経て、正式決定されますが、これで、
24年間、その職にあった、初代のコミッショナー、キーンソー・ランディス氏
に次ぐ、19年間の長期政権になります。
この日、セリグ氏は「明日の承認を終えてから話す」と、明言を
避けましたが、笑顔で応対。「健康上の理由で今季限り」と、
引退を予告していた、これまでとは違う晴れやかな顔でした。
在任中は、大リーグを飛躍的にリッチ産業に繁栄させ、
多くのイベントを発掘した功績は、歴史に残る手腕です。
何といっても、労使対立時代を解消し、安定を築いた協調路線
が高く評価された延長ではないか、と、思います。
新たに労協は改訂、継続され、労使対立は全くありません。
もう78歳。その激務に耐えるか、見守りたい、ものです。
了
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