アスレチックスは、23日も左腕ジオ・ゴンザレス投手を、ナショナルズ
へ放出。先発ローテ投手陣も、打線からも、相次いで中心選手が去り、
まるで骨抜きの状態です。
エンゼルズ、レンジャーズがますます強力になって行く中、
これでは、最下位を独走。100敗もするのではないか、
と、心配です。
ナショナルズは故障から再起の豪腕ストラスバーグとジンマーマン
に加え、昨年16勝12敗、26歳のホープ、ゴンザレスを加えたトリオが完成。
フィリーズに挑戦しよう、という意気込みです。
ゴンザレスと交換で4人のマイナー・ホープを手に入れたアスレチックスは
「このヤングから投手陣再構築のメドが立てたい」と、将来構想を
目指すそうです。
つまり、来年は勝敗を度外視して、100年の大計を目指す、方針で
行くようです。
しかし、無名のヤングばかりになってしまい、果たして、あの
寂しいオークランドにファンは来るでしょうか。昨年もワースト不入り。
球場はボロボロ。施設も最悪。新球場移転、新設運動も、ジャイアンツ
の反対で進まず、まさに八方ふさがりです。
マーリンズはマイアミの新球場が完成。もう、NFLと同居の球団は
アスレチックスだけになり、完全に”球界の孤児”になっています。
明るい話題がないまま、松井外野手も、全く朗報がなく、まだ
居場所はない、のです。
了
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