29日のCBS、ESPNのホームページでは、エンゼルス入りした
アルバート・プーホルス一塁手は「私の最初の2年間の年俸は
減らしても、左腕・C・J・ウイルソンを獲得資金に回して欲しい」
と、球団に申し出た、という交渉秘話が伝えられています。
プーホルスは10年契約、総額2億5000万㌦の巨額契約で
関係者を驚かせましたが、彼は「来年1年目は1200万㌦、
2013年は1600万㌦でOK。ウィルソンを他にさらわれないように
(ほとんどマーリンズ入り寸前でした)私は協力したい」と、
訴えた、そうです。
信じるべき筋、の情報、ということですが、プーホルスの年俸は
年々、上昇。最後は3000万㌦にもなる契約。さらに、細かなボーナス
契約も付属し、3000本安打にゴールしたとき(目下2073安打)
には300万㌦、バリー・ボンズの最多本塁打、762本を抜くと
(今は445本)700万㌦が加算され、これらすべてを加えると、
何と、総額は2億6500万㌦(約207億円)の史上最高にもなる、
という夢のような話です。
いま、32歳。10年契約完了のときは42歳。いくらタフでも、
40歳を超えてさらにプレーできる、とも思えません。
カージナルスの提示したのは5年間で、常識的には妥当、と思い
ますが、プーホルス夫人は「私たちは生涯カージナルスを望んだ
のに、受け入れられなかった」のが移籍決断の理由、という
話も流れていました。
年俸を獲得資金へ協力する、とは美談なのでしょうか。
本当なのかな?考えるばかりでした。
了
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