今季40歳のヤンキース、ヨルゲ・ポサダ捕手は、ついに現役引退
を決意した、という知らせが、11月10日、届きました。
今季は捕手ではプレーせず、DH、代打でしか出番がなかった
ポサダ。捕手はマーチンが主役、若手の2人も育ち、
もう左腕投手は打てないので、打率・235、14本塁打、44打点の限定出場に
終わりました。タイガースとの地区シリーズに、打率・429と活躍
したのが、最後の存在感でしたが、かってクリンアップも打った男が、
9番に下げられた試合までありました。
5回のワールド・シリーズ優勝、5回のオールスター出場、
17年間の栄光は立派でした。
「僕はバーニー・ウィリアムス外野手の引退を目の前で見てきた。
彼は最後まで現役続行にこだわったが、ヤンキースの提示は
マイナー契約だった。厳しいよ、晩年になれば」。
実は夫人は「300本塁打を見たい」と、希望しており(現在は
277本)6球団から「来てくれ」の誘いがあるそうですが、
「ここまで来たら、ヤンキースで生涯を終えたい」気持ちが強いポサダです。
後進の指導も頼まれればやる考えはある、とも言います。
来年2月のキャンプインまで結論を延ばすか、言葉をにごす
表情は苦しいですね。
キャシュマンGMは、ポサダに関してはノーコメントです。
ヤンキースの歴史を飾った名捕手は、”晩節を汚さず”、と、なるでしょうか。
(了)、
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