最終日でも決まらない激戦

カージナルスなど３球団の取材を終わり、今日、帰国

しますが、ポストシーズンのカード、組み合わせがまだ

決まらないのです。

公式戦はあと１日。こんなにもつれたのは、近来にない

激戦です。

両リーグのＮＯ・１はヤンキース、フィリーズですが、

第２シード（ホーム開催権を取る）は、アがレンジャーズ

が「１勝差」でタイガースをリード、ナはブリュワーズが

これも「１勝差」でダイヤモンドバックスをリード。しかし、

最終日の結果次第で、変化は起きます。

ワイルド・カードは、アはレッドソックス、レイズがともに

９０勝で並び、ナもカージナルスが逆転勝利（フィルダーが

会心の１試合３アーチ）で、とうとう、スランプのブレーブス

に追いつく８９勝。

このため「１試合の進出プレーオフ」日程も用意されており、

このプレーオフを待たないと、ポストシーズン日程は決まらない、

のだから関係者は、その移動日程を組むのが大変です。

最下位から一気の西地区優勝したダイヤモンドバックスは

前日、延長１０回裏、ロバーツが逆転サヨナラ満塁本塁打

の快挙。この表に５点をドジャースが取った直後、２死から

何と６得点、のドラマです。

この勢いから行くと、ダイヤモンドバックスは、最下位からの

王座も夢ではありません。あと１日、どうなるか、機上で

祈りながら、成田に帰国します。

（了）