セントルイスからシカゴを経て、ミルウォーキーへ行く途中、
シカゴ・ホワイトソックスの球場へ寄りました。
高架鉄道「Lライン」のレッド線で、ソックス35駅下車、
歩いてすぐです。
この鉄道も、道も少しも変わらず、昔のままです。
球場正面には、2005年の王座を祝福する、スター選手が
躍動しているモニュメントが完成。
これは両面に、どちらからも眺められるようなガラス張りの配置です。
場内には、1階のコンコースに(円形に道は流れるので、どこにも
行ける)かってのスター軍団の銅像が建てられました。
ミニー・ミノソ外野手、カールトン・フィスク捕手、黄金の
二遊間、といわれた、ネルソン・フォックス二塁手と、
ルイ・アパリシオ遊撃手のコンビ、今季8月に
完成した、フランク・トーマス一塁手、など
外野のコンコースにズラリと並んでいます。
いずれも見事な出来栄えで、地元の彫刻家の
制作。表情が現役時代とそっくりの生き生き
とした顔です。ここにはベンチも並び、試合前のくつろぎには
いい配置でした。
もう、ポスト・シーズンは夢の彼方。タイガースに
大差を付けられている不振でも、熱心なファンは
たくさん詰めかけていました。
2005年から6年間、毎年、あと一歩で及ばぬ
ホワイトソックス。
この英雄群像は外野からエールを送っています。
(了)
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