昨年の王者、ジャイアンツの急降下は、目をおおうばかり。
首位・ダイヤモンドバックスに「6差」も付けられ、3連敗、2位キープ
がやっとの大スランプとは。
ブルース・バウチー監督も言葉がありません。
何を聞いても、上の空、という感じのコメントです。
ブライアン・サビーンGMも「トレード補強?もう無理」
と、お手上げでした。
転落の原因は「打撃不振」、の1点に絞れます。
チーム打率・239はナ・リーグ・ワーストの16位。
チーム総得点454点もワースト。500得点にも
達していないチームはジャイアンツしかいない、のです。
完封負け13もリーグのブービー(最多はパドレスの17)。
「8月に74得点しか挙げられなかったのは、1946年
以来、65年ぶりのワースト記録」という、聞きたくない解説付きです。
せっかくメッツから移籍した3番・カルロス・ベルトラン外野手
も、移籍してすぐ故障。ようやく戻ったものの、全く打てない。
30日のカブス戦も3度の得点機にすべて凡打。
毎日、4万1000人を越える地元満員のファンも歯ぎしり
のスタンドです。
今更のように、4番の牽引車、バスター・ポージー捕手の
大故障、長期離脱が悔やまれます。
そうは言っても、まだ1か月、25試合が残っています。
全部、西地区相手の対決。今の眠りから覚めれば、奇跡を
起こすのも不可能ではない、と、思うのですが。
了
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