バド・セリグ・コミショナーは、オースター期間中の、
定例全米野球記者協会員との会合で、新球場建設
を模索中のアスレチックスに触れ「ブルー・パネルの
新球場建設の答申からも2年余になるが、全く進展がない。
私の立場では、強引に進めることはできない。
ジャイアンツ、アスレチックスの話し合う余地が
ないのか、身守るしかない」と、やや、さじを投げた、
とも取れる発言でした。
今や、NFLと共用の肩身の狭い思い、をして
いるのは、アスレチックスだけです。
アスレチックスが進出しよう、としている、南カリフォルニアは
ジャイアンツの経済圏内なのです。「こちらに入るのは認めない」と、
強硬姿勢のためです。
他に候補地はありません。「サンノゼに行きたい」、と
願うアスレチックスは八方ふさがりの状態。
同じ、NFLの間借り球団、マーリンズは、新球場
建設が進み、来年4月には、マイアミ・ダウンタウンに
晴れて専用新球場オープンします。
オークランドの球場はますます老朽化が進み、
ファン離れもひどく、チームも最下位のまま。
お手上げの有様です。
果たしていつ、アスレチックスに晴れ間は来るのか、大変です。
了
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