MLBは20日、「インター・リーグ再開のウィークエンドは、今季最高
の人気を集めた」と、動員データを発表しました。
今季は異常な寒さが続き、雨天中止も続出。東海岸地区は
気温5度の冬の天気。観戦に来るのも無理でした。
しかし、ようやく天気は回復。この週末の3連戦、45試合
で164万6000人を動員。2008年の閉幕シリーズ
(9月26日から28日)の168万3763人に次ぐ好成績
でした。
特に、ヤンキースを迎えたシカゴ・リグレー・フィールドは
連日超満員。12万6283人。2007年、カブス対ブリュワーズ
の12万4810人を超す週末シリーズの新記録でした。
中でも、土曜日の4万2236人は、1978年の開幕戦
以来の大入りでした。ヤンキースは第1戦は負けましたが、
2勝1敗で勝ち越しました。
父の日のシアトルは、東地区首位のフィリーズを迎える
好カードにファンが戻り、4万5462人の満員。このシリーズの
11万5636人は2009年5月15日から17日の3連戦
(レッドソックス)の11万8380人に迫る大入り。
連日、1万人台の不入りに泣いていたマリナーズも、
フィリーズに勝ち越し、首位に迫る勢いを加速
させました。
同じ不入りのオークランドも、ジャイアンツとの
「ベイ・シリーズ」で、3戦すべて売り切れ。これも
2007年5月18日から20日(ジャイアンツ)以来の
人気でした。
交流試合は、リーグ活性化への切り札。これからの交流シリーズも
注目です。
了
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