アストロズのドレイトン・マクレーン・オーナーが、身売りを
明らかにしたのは、昨年のことですが、ついに、地元のビジネスマン、
ジム・クレーン氏が名乗り挙げ、買収交渉は具体化しそうです。
クレーン氏は、レンジャーズの身売りのとき、ノーラン・ライアン氏
と競り合っていた人物で「アストロズは同じテキサスで、歴史も
長いチーム。よその連中にさらわれるのは困る。私が再建
したい」と、意欲的です。
CBSのホーム・ページの報道によると、身売りに寄せられたコメントは
すごいものばかりです。
「問題はエド・ウェードGM。彼はチームを駄目にした。フィリーズ
でも何の成績も残さず、追われたのに、なんで、あの男に
やらせていたのだ。最悪。身売りより先に、ウェードを
追放せよ!」という激烈なものが3つも並んでいます。
ウェーダGMはテンプル大学でジャーナリズム専攻。
1997年、アストロズのインターで広報担当になり、
パイレーツからフィリーズへ移籍。補佐から昇格。
アストロズへ戻ったのですが、野球選手の経験はほとんど
少なく、現場経験のなさで、補強は失敗ばかり。
マイナーにはいい選手がおらず、前途は真っ暗、とも言われています。
もし、クレーン氏が買収に成功したら、どんな手を打つのか、
見物です。
ドジャースはMLBの管理下に入り、マコート・オーナーの
追放は時間の問題。かってのオーナー、ピーター・
オマリーさんが再建へ、復活へ、立ち上がるようですが、
面白いのは、元NBAの大スター、マジック・・ジョンソンの登場です。
「ロサンゼルスの名門に私も参加したい」と、
共同オーナーを誘って乗り出すようです。
すでに1億ドルの資産があり、人気も抜群。あのスキンヘッド姿は
今も健在。いい参謀が付けば、面白いかもしれません。
了
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