第9週を終わり、いよいよ6月。しかし、健闘している
アスレチックスの不入りは、目を覆うばかり。29日終了で
44万6501人(平均1万7860人)。ア・リーグ・ワースト。
トップのヤンキースは128万5489人。アスレチックスの
3倍なのです。
松井が昨年まで所属したエンゼルスは、100万人を突破。
100万5975人。ヤンキース、エンゼルスと、常に満員の
環境でプレーしていた松井は、毎日、ガラガラのスタンドに
気合もくじけるでしょう。
アスレチックスは投手陣が今季もNO・1。チーム防御率
2・82。リーグ最小の181失点に抑えているのですから、
この充実投手陣を生かせないのは悔しいのではないですか。
両リーグで、チーム防御率が3点を切っているのは
アスレチックスしかいない、素晴らしい成績なのです。
一時、最下位に落ちましたが、投手陣の力で、また盛り返し
て4連勝、5割。マリナーズと3位タイ、といっても、
首位から1・5差しかありません。
この投手陣が疲れてしまえば、もうおしまいです。
チーム打率は12位。守備も悪く40エラーでブービー。
ホームランも出ず、盗塁も少なく、攻め手がないのです。
30日からはシアトル・シリーズを負け越したヤンキースを
迎える3連戦。29日、不振の松井は出番ナシ。
オリオールズをスィープしたアスレチックス。
松井の奮起がなければ、泣くのは投手陣です。
(了)
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