ホワイトソックスの大ベテラン、オマー・ヴィスケール内野手は、
24日、満44歳の誕生日を迎えました。
昨年、ホワイトソックス入り、万能控え内野手として貴重な存在
でしたが、今季も元気いっぱい。ほとんどフル出場に近く起用され
2番打者として、大活躍しています。
「44歳、といっても体は何ともないし、プレーする気力は
だれにも負けない。今は、ユニホームを脱ぐことなんか、
全く考えていない」と、意気盛んなのです。
優秀な内野手だった、オジー・ギエン監督は「本当に、ウチが
求めていることを、彼は、自然にこなしてくれる。たいしたもの
だ。彼の体調さえよければ使い続ける」と、信頼は
深まるばかりです。
目下、打率・304。この日はノーヒットでしたが、いや、たいした
ものですね。
エリアス社の調査によると、44歳の遊撃手は、93年前、
カージナルスでプレーした、J・ウォレス以来、だということ
です。
その華麗なグラブさばきは、名手・オジー・スミスの再来、
と言われていますが、いま、2807安打。3000本も夢では
ない、という働きぶりです。音楽バンドでドラムをたたき、絵画
の腕も一流。その楽しむセンスが生み出した、パフォーマンス
なのでしょう。今季は二塁を中心に、三塁、遊撃手も自由自在。
まだまだ引退しないで、オマー。
(了)
コメント